「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」は、日本では約20年ぶりとなるマティスの大規模な回顧展。世界最大規模のマティス・コレクションを誇るパリのポンピドゥー・センターの協力のもと、絵画、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、そして晩年に手がけた傑作、南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂にまつわる資料にいたるまで、代表的な作品とともにマティスの仕事を紹介する。
会期:2023年4月27日(木)〜8月20日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36
特別展「永遠の都ローマ展」は、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介する展覧会だ。世界でもっとも古い美術館のひとつ、ローマ・カピトリーノ美術館の所蔵品を中心とする作品とともに、2000年を超える歴史と文化をたどってゆく。同館の所蔵品を日本でまとめて紹介する初の機会となり、彫刻や絵画、版画など約70点を通して、建国から古代の栄光、教皇たちの時代、そして近代に至るまでの歴史と芸術に光をあてる。
会期:2023年9月16日(土)~12月10日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36
国立科学博物館は1877年創立の日本で最も歴史のある博物館の一つであり、国立唯一の総合科学博物館。常設展では恐竜をはじめとする古代生物のレプリカや化石、科学技術や宇宙に関する展示など幅広いジャンルでフロアが展開されているほか、特別展や企画展も開催しており、子供から大人まで一日を通して楽しむことができる。第1・3金曜日には夜間天体観望(有料)が楽しめるのもポイント。
特別展「恐竜博2023」は、身を守るためにトゲやプレートを進化させた剣竜や鎧竜の進化について解説する展覧会。恐竜たちの「攻・守」という観点から恐竜の進化を読み解きなおしていく。“日本初公開”となるズール・クルリヴァスタトルの実物化石など、“鎧竜史上最高の完全度”と謳われるズール・クルリヴァスタトルのダイナミックな実物化石を間近で鑑賞できる。
会期:2023年3月14日(火)~6月18日(日)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
住所:東京都台東区上野公園7-20
特別展「海 ─生命のみなもと─」は、「海」の誕生から現在までに着目し、多様な生物や人との関わりに光をあてる展覧会。海の誕生と生命の起源から、生態系との繋がり、そして人類が海に与えている影響まで、さまざまな視点から「海」について考えてゆく。
会期:2023年7月15日(土)〜10月9日(月・祝)
会場:国立科学博物館
住所:東京都台東区上野公園7-20
「上野の森美術館」は東京・上野の上野公園内にある美術館。様々なジャンルの美術を取り扱っており、定期的に独創的な企画展を開催し話題を集めている。気軽に訪れることができる企画展を多く開催している。上野公園の自然も満喫できる立地の良さも魅力。
特別展「恐竜図鑑ー失われた世界の想像/創造」では、19世紀の恐竜復元画から、現代のパレオアートまで、約150点の作品が集結。過去から現在にかけて、恐竜などの古代生物に対して抱いてきたイメージの歴史を紹介する。
会期:2023年5月31日(水)~7月22日(土)
会場:上野の森美術館
住所:東京都台東区上野公園1-2
東京都現代美術館は、現代美術の振興を図り芸術文化の基盤を充実させることを目的に、1995年に開館した美術館。約5,600点の収蔵作品を活かし、現代美術の流れを展望できる常設展示とともに、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。また、美術に関する専門図書室も併設されており、美術関係の図書は約100,000冊に及ぶ。柳澤孝彦による設計で、三角の柱と丸い穴が開いた壁により光を多く取り込むエントランスや、周囲を高い壁で囲われた中庭でのんびりするのもおすすめ。
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展は、パリを皮切りに、ロンドンやニューヨークなど世界各地を巡回してきた回顧展。東京都現代美術館で開催される本巡回展では、ディオールの創設者クリスチャン・ディオールから受け継がれるクリエーションとその感性、そしてメゾンと日本との関係性にも光をあてつつ、70年以上にわたるディオールの作品を中心に紹介する。
会期:2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F・B2F
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
企画展「デイヴィッド・ホックニー展」は、日本の美術館で開催される、27年ぶりの大規模個展だ。イギリス各地やロサンゼルスで制作された代表作から、近年の風景画「春の到来」シリーズ、そしてiPadで描かれた全長90mに及ぶ新作まで、120点あまりの作品を一堂に集めて紹介する。
会期:2023年7月15日(土)〜11月5日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F・3F
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
「SOMPO美術館」は、 1976年7月に開館してから約四半世紀に渡り、国内外の芸術作品の展覧会を開催している。ゴッホの《ひまわり》を鑑賞できるアジアで唯一の美術館だ。美術館の外観は、収蔵作品の核である東郷青児の作品をモチーフとした滑らかな曲線のデザインとなっている。
「ブルターニュの光と風 ─画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉」は、フランス随一のブルターニュ絵画コレクションを誇るカンペール美術館の所蔵作品を中心に紹介する展覧会。45作家による約70点の油彩画や版画、素描を全3章構成で展示し、ブルターニュの歴史や風景、風俗に光をあてる。
会期:2023年3月25日(土)~6月11日(日)
会場:SOMPO美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1
「東京オペラシティ アートギャラリー」は、コンサートホール・劇場・飲食店などを構える複合施設、東京オペラシティ内にある美術館。多様な表現活動を紹介する企画展を年4回程度開催している。企画展のテーマは、絵画、彫刻、写真、映像、デザイン、ファッション、建築など多岐にわたる。
展覧会「今井俊介 スカートと風景」は、香川と東京を巡回する今井の個展。鮮やかなストライプで描かれた絵画シリーズ「untitled」の原点となる2011年の作品から、2023年現在に至る10年以上の創作を過去最大の規模で紹介するとともに、東京会場ではストライプの絵画に至るまでの初期作品もあわせて展示する。
会期:2023年4月15日(土)〜6月18日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
東京都写真美術館は、日本で初めての写真と映像に関する総合的な美術館として、1995年1月に恵比寿ガーデンプレイス内に開館。日本における写真・映像文化の充実と発展を目的として、1990年6月の一次施設開館を経て誕生した。ショッピングと合わせて訪れるのもおすすめな美術館となっている。
「TOPコレクション」展は、東京都写真美術館の収蔵作品を多様な視点から紹介する展覧会だ。今回は、「セレンディピティ」をテーマに、ありふれた日常の何気ない一瞬を捉えた作品を紹介。写真作家に訪れたささやかな心の機微に光をあてる。
会期:2023年4月7日(金)〜7月9日(日)
会場:東京都写真美術館 3F 展示室
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
2016年11月に開館した「すみだ北斎美術館」では、およそ90年にも及ぶ長い生涯のうち、そのほとんどを墨田区内で過ごしたといわれる葛飾北斎が残した多くの名作を展示。4階に常設展示室、3〜4階に企画展示室を配置。多彩な企画を通して、北斎とすみだとの関わりを紹介している。
企画展「北斎 大いなる山岳」では、「冨嶽三十六景」など、北斎の描いた山を通して、山の信仰、生業、伝説や怪談など山にまつわるものを紹介。日本人と山との切っても切り離せない強力な関わりを探りつつ、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫る。
会期:2023年6月20日(火)~8月27日(日)※前後期で一部展示替え予定。
[前期 6月20日(火)~7月23日(日) / 後期 7月25日(火)~8月27日(日)]
会場:すみだ北斎美術館
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2