1938年、創始者ポール・ラムフロムがコロンビアハットカンパニーを設立。
コロンビアは、アメリカ・オレゴン州ポートランドに本拠を置くアウトドア・スポーツウェアメーカー。総合アウトドア・スポーツウェアメーカーとして、登山、フィッシング、スキー、スノーボード、ハンティングなど、過酷な状況下での耐久性や機能性が要求される専用ウェアを軸に展開している。
自社で規定した厳しい品質基準のもと、革新的でスタイリッシュなデザイン、購買しやすい適性価格の維持、そして女性実業家で著名なコロンビアスポーツウェアカンパニーの会長、ガート・ボイル自らが好演する広告キャンペーンに代表される、ユニークかつ積極的なマーケティング戦略の導入などで着実に成長を続けており、アウトドア・スポーツウェアメーカーとしては世界最大規模を誇っている。
1938年、ポール・ラムフロムは、小さな帽子問屋の権利を買い取り、コロンビア川にちなんでコロンビアハットカンパニーという名の会社を創業。
1960年、自社での製品生産を始め、スキーグローブ製造会社コロンビア・マニファクチャリング・カンパニーと合併。これを機に、コロンビアスポーツウェアカンパニーが誕生した。
1982年、アウタージャケットとインナージャケットをジッパーで脱着し、3ウェイの着こなしができる「インターチェンジシステム」を開発し、爆発的な人気を集める。このシステムを採用した「バガブーパーカ」は、1993年に全米で100万枚の販売数を記録。米国内アウトドアウェアの年間最多販売記録を打ち立てた。
1989年、アウトドアウェアブランドとして、アメリカ国内シェアNO.1の座に輝く。同年、日本のアパレル商社と販売代理店契約を結び、日本のスポーツ専門店、カジュアルショップ、百貨店などで販売を開始。
1997年、コロンビア・スポーツウェア・カンパニー100%出資による、日本法人「株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン」を設立。2006年にウィンターブーツの「Sorel」、2007年にはトレイルランニングシューズの「Montrail」、2008年からはアウトドアウェア・ギアの「Mountain Hardwear」ブランドの取扱いを始め、4つのブランドの日本国内での事業展開を行なう。
2012年、国内最大規模の品揃えを誇る直営店「コロンビアスポーツウェア原宿店」がオープン。
2019年、築100年の古民家を改装したストア「コロンビア 京都店」がオープン。コロンビアをはじめ、タウン・ビジネス・トラベルと様々なシーンに対応する「コロンビアブラックレーベル」、フットウェアブランド「ソレル」などを取り扱う。
2019年、新業態となる直営店「ザ ライフスタイル ストア バイ コロンビア」原宿にオープン。
2019年、コロンビアの創始者ポール・ラムフロムの次女で2代目社長の妻であったガート・ボイル会長が死去。