フレデリック・カッセルは、フランス発のパティシエ・ショコラティエ。スペシャリテは、イルドフランス地方のコンテストにて「ベストミルフィーユ」に選ばれるほど人気を博す「ミルフイユ・ヴァニーユ」。最高級であるタヒチバニラをふんだんに使用したクリームがサンドされている。
パティシエのフレデリック・カッセルは、1967年5月25日フランス北部アブヴィルの生まれ。生家は精肉店を営み「良質の食」に囲まれて育つ。ポール・マニュにて飴細工を学んでいた頃ピエール・エルメと出逢い、1988年から「フォション(FAUCHON)」にて修行。この時にエルメより「最高の素材と厳格な仕事」を学ぶ。1994年、高品質の食を求める人たちが多いことで知られる、パリ郊外のフォンテーヌブローにて自身の店をオープンした。
1997年、30歳の若さでパティシエのエリート集団「ルレ・デセール」のメンバーとなる、2003年には会長、2018年には名誉会長に就任。