1860年、辻利右衛門が辻利を創業。
「宇治総本家 辻利」は、京都・宇治抹茶の老舗。
幕末動乱のなか、荒廃の一途をたどっていた宇治の茶園の様子を憂いた創業者・辻利右衛門は、保存性の高い茶櫃(缶櫃)を考案してお茶の販路を拡大させた。また玉露の茶葉を針状の美しい鮮緑に仕上げる「玉露製法」を確立。高級茶の代名詞とも言われる宇治茶復興の礎を築いた。創業の志を受け継ぐ辻利の嫡流は暖簾分け、分家という形で今も脈々と受け継がれており、現在の本家は5代目が継承している。
2014年には、辻利 京都店、2016年には辻利 宇治本店、2017年には辻利 銀座店をオープンした。