1960年、エドワード・ホイヤーがスイスにてタグ・ホイヤー(TAG Heuer)前身となるホイヤー社を設立。
タグ・ホイヤーは、スイスのラグジュアリー ウォッチブランド。1960年、スイスのサンティミエにてエドワード・ホイヤー(Edouard Heuer)が創業。創業時はホイヤー社という社名だった。
アラブ系の投資ファンド「タグ」に買収され、ホイヤーというブランド名から「タグ・ホイヤー」に改称。現在、投資会社の「タグ」からブランドは離れているが、ブランド名は継承された。
100分の1秒まで計測できるクロノグラフが話題を呼び、1920年代~30年代にかけてオリンピックの時計に採用されている。
タグ・ホイヤーの歴史とスポーツは密接に関連している。モータースポーツへの貢献が有名で、自動車や航空機用のダッシュボードクロノグラフを開発。その後、数々のレースにて採用された。F1世界選手権の創設時から時計製造ブランドでは初のスポンサーを務めている。
人気のラインは、アクアレーサー、リンク、モナコ、カレラ、グランドカレラなど。
1860年、エドワード・ホイヤーが自身の時計工房をスイス・サンティミエにある家族経営の会社内に創業。1864年、ブルックに移転し、エドワード・ホイヤー & キャンペーン(Edouard Heuer & Compagnie)という名で事業を展開。
1867年、スイス・ベルン州ビールに会社を移転。以降、100年以上にわたりビールの地で製造を行う。
1869年、時計を巻き上げる際に別途必要とされていた鍵に代わり、新しい巻き上げリューズ機構を発表し、特許を取得。
1887年、プッシュボタンを押してクロノグラフをスタート・ストップする「振動ピニオン」で特許を取得。“クロノグラフを完成させた”と称され、世界のスポーツ大会などで使用される。この「振動ピニオン」は、今もなお使用されている。
1914年、ブランド初となるクロノグラフ腕時計を発表。
1962年、コレクション名を冠したホイヤー初のクロノグラフ「オータヴィア」が登場。以降、レーシングのロマンスを表現した「ホイヤーカレラ」マッスルカーにオマージュを捧げた「カマロ」など、モデルごとに特徴的な名前を付けるようになる。
1969年、世界初となる自動巻きクロノグラフ「オータヴィア」「カレロ」「モナコ」を発表。
1979年、ブランド初となるダイバーズウォッチを発表。当時展開されたサイズはサイズは28mmから42mmであった。
1999年、ルイ・ヴィトン、ショーメ、ゼニスなどを傘下に置くLVMHのグループ傘下に入る。
2004年、1980年代初頭の初のダイバーズウォッチにルーツを持つ「アクアレーサー」コレクションを発表。
2010年、初の自社製クロノグラフムーブメント「キャリバー1887」を発表。「タグ・ホイヤー カレラ」クロノグラフに搭載され、ホイヤー01自社製ムーブメントのベースとなる。
2015年、初のスイス製ラグジュアリー スマートウォッチ「タグ・ホイヤー コネクテッド」ウォッチを発表。
2018年、タグ・ホイヤーの世界初コンセプトブティックが銀座にオープン。
2018年、「カレラ」発売55周年を記念し、フラグメント デザインを主宰する藤原ヒロシとのコラボレーションモデルを発表。「カレラ」の発表当時を彷彿とさせる小さめのケースやドーム型風防などを採用した。