アドベンチャー映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が、2023年6月30日(金)に公開される。主演はハリソン・フォード、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、監督はジェームズ・マンゴールド。
『インディ・ジョーンズ』は、巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督と「スター・ウォーズ」シリーズを手掛けるルーカス・フィルムの豪華タッグが贈る人気アドベンチャーシリーズ。考古学者にして冒険家のインディ・ジョーンズが秘宝を求めて広い世界へ飛び出し、様々な危険や謎に立ち向かいながら冒険を繰り広げる姿を描く。
『インディ・ジョーンズ』シリーズの魅力といえば、主人公インディ・ジョーンズの愛すべきキャラクター性や、ドキドキハラハラな冒険活劇、くすっと笑ってしまうコメディ要素など様々。数々のアワードを受賞した1作目からシリーズを通して人気を誇り、現在ではテーマパークのアトラクションとしても親しまれるなど、世代を超えて語り継がれる名作となっている。
2023年、アドベンチャー映画の“原点”とも言える『インディ・ジョーンズ』シリーズの新たなストーリーが公開へ。ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲「レイダース・マーチ」に乗せてインディ・ジョーンズがカムバックを果たし、40年以上にわたるシリーズ集大成ともいえる最後の冒険を繰り広げる。
物語の舞台は、アポロの月面着陸計画を巡り、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年。考古学者であり冒険家として歴史的な秘宝を追い求めてきたインディが、“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた伝説の秘宝を巡り、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーと、陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。
『インディ・ジョーンズ』シリーズを通して主演を務めるのは、本作が“最後の作品”になることを明言している名優ハリソン・フォード。インディの代名詞ともいえる華麗なムチさばきや、カーチェイス、銃撃戦、空中への決死のダイブなどのアクションシーンにも注目だ。
また、『ドクター・ストレンジ』や『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』などに出演するマッツ・ミケルセンも参加。元ナチスでありながらNASAのエンジニアとして働くヴィラン、フォラー役を演じる。フォラーとインディの間にある、秘められた過去に注目だ。さらに、役どころはまだ不明だが、スペインの名優アントニオ・バンデラスも登場する。
インディ・ジョーンズ…ハリソン・フォード
秘宝を求めて世界中を飛び回る考古学者。好奇心旺盛でハードボイルドなキャラクター。これまで大学教授として生徒たちに考古学を教えてきたが、本作では遂に引退することに。しかし、そんなインディの前にかつての親友バジルの娘・ヘレナが現れ、人生をかけて探し求めた究極の秘宝《運命のダイヤル》をめぐる新たな冒険へと巻き込まれていく。
フォラー…マッツ・ミケルセン
元ナチス党員の科学者。インディ・ジョーンズと因縁の再会を果たす。「ヒトラーは過ちを犯した これで私がやり直す」と語るシーンも。
ヘレナ…フィービー・ウォーラー=ブリッジ
インディと共に冒険する相棒。インディと自身の父・バジルが見たという《運命のダイヤル》について聞き出そうとするが、その目的とはいったい何なのか?
サラー…ジョン・リス=デイヴィス
インディの相棒の発掘家。
レナルド…アントニオ・バンデラス
インディの旧友で頼れる潜水士。
テディ…イーサン・イシドール
冒険を手助けする予測不可能な少年。『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で、キー・ホイ・クァンが演じた少年ショート・ラウンドを彷彿とさせるキャラクター。ヘレナの相棒で、モロッコで暮らす。
メイソン…シャウネット・レネー・ウィルソン
インディを追う謎の捜査官。派手な衣装と鋭い眼光が印象的。
バジル…トビー・ジョーンズ
インディの長年の親友でヘレナの父親。究極の秘宝《運命のダイヤル》と接点を持つキャラクター。
クレーバー…ボイド・ホルブルック
フォラーの手下。劇中にはバイクに乗ってインディを追い詰める場面も。
ハウケ…オリヴィエ・リヒタース
クレーバーと共にフォラーの下で働く屈強な部下。
シリーズを通して監督を務めてきたスティーヴン・スピルバーグは、製作総指揮としてカムバック。監督は、マーベル映画『LOGAN/ローガン』でヒーロー映画として史上初めてアカデミー賞脚色賞にノミネート入りを果たし、『フォードvsフェラーリ』で2020年度アカデミー賞 作品賞にノミネートされたジェームズ・マンゴールドがバトンを受け取る。
また、5度のアカデミー賞受賞を誇り、シリーズを通して音楽を担当してきた作曲家ジョン・ウィリアムズも続投する。
日本版声優にも豪華なキャストが集結。これまでシリーズ全4作で声優を務めてきた村井國夫が再びインディ・ジョーンズ役を務めるほか、ヘレナ役は人気声優・坂本真綾、レオナルド役はベテラン声優・大塚明夫、インディをサポートしてきた発掘屋サラー役は宝亀克寿、少年テディ役は木村皐誠が担当する。さらに、フォラー役は、これまでマッツ・ミケルセンの声を度々担当してきたベテラン声優・井上和彦が吹替を務める。
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、2D上映に加え、映像にあわせて立体的な音響を楽しむことができるドルビーアトモス、ドルビーシネマ、映画のシーンにあわせて客席が動き、風やミストなど五感を刺激する特殊効果が繰り出される「体感型」シアターシステム4DX、MX4Dなど多彩な上映形式にて上映。
通常のスクリーンよりも圧倒的に大きな画面で高画質映像と、上質な音響を体感し、没入感を味わえるIMAXや、前方のスクリーンに加え、左右の壁にも映像が投影され、270°の世界が広がるSCREENX、4DXとSCREENXを掛け合わせた4DX Screenなど、スリル満点の鑑賞体験が期待できそうだ。
【作品詳細】
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
公開日:2023年6月30日(金)
※日米同時公開
監督:ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル
出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
日本版声優:村井國夫、坂本真綾、大塚明夫、宝亀克寿、木村皐誠、井上和彦、中村悠一、安元洋貴、藤田奈央
原題:Indiana Jones and the DIAL OF DESTINY