映画『愛を耕すひと』が、2025年2月14日(金)より全国公開される。主演はマッツ・ミケルセン。
原作は、イダ・ジェッセンが18世紀のデンマークを舞台に描いた、史実に基づく歴史小説「The Captainand Ann Barbara(英題)」。退役軍人の主人公 ルドヴィ・ケーレンが、“貴族の称号”を手に入れるべく、多難な荒野の開拓に挑む姿を描き出している。
ケーレンの前に立ちはだかるのは、自身の権力が揺らぐことを恐れて非道な策を仕掛ける土地の有力者フレデリック・デ・シンケルや、自然の脅威。ひとり孤独な開拓を進めるケーレンであったが、デ・シンケルのもとから逃げ出した使用人アン・バーバラや、家族に見捨てられたとある少女との出会いにより、頑なに閉ざされた心に変化が芽生えてゆく……。
主演は、『ドクター・ストレンジ』のヴィランであるカエシリウス役や、『ファンタスティック・ビースト/ダンブルドアの秘密』のグリンデルバルド役などで知られるマッツ・ミケルセン。
監督・脚本は、ニコライ・アーセルが務め、マッツとは、第62回ベルリン国際映画祭にて2つの銀熊賞を獲得した2012年の映画『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』ぶり2度目のタッグとなる。また、『悪党に粛清を』や『ライダーズ・オブ・ジャスティス』など、これまで多くのマッツ出演作に携わってきたアナス・トマス・イェンセンも脚本に参加している。
なお、映画『愛を耕すひと』は第96回アカデミー賞国際長編映画賞デンマーク代表に選出、第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、世界でも高く評価された。
主人公・ルドヴィ・ケーレン…マッツ・ミケルセン
退役軍人の元大尉。貴族の称号を懸けて、荒野の開拓に名乗りを上げる。
フレデリック・デ・シンケル
自らの権力が揺らぐことを案じて土地の所有権を主張。ありとあらゆる手段でケーレンを追い払おうと躍起になる。
アン・バーバラ
デ・シンケルのもとから逃げ出した使用人の女性。夫を失っている。
アンマイ・ムス
家族に見捨てられた少女。肌の色の違いを理由に周りから虐げられる。
【作品詳細】
映画『愛を耕すひと』
公開日:2025年2月14日(金)
監督:ニコライ・アーセル
脚本:ニコライ・アーセル、アナス・トマス・イェンセン
出演:マッツ・ミケルセン、アマンダ・コリン、シモン・ベンネビルーグ
原作:イダ・ジェッセン「The Captain and Ann Barbara(英題)」
原題:Bastarden
配給:スターキャット、ハピネットファントム・スタジオ