ディズニー・アニメーション・スタジオの映画『モアナと伝説の海』の続編『モアナと伝説の海2』が、2024年12月6日(金)より公開される。
日本で2017年3月に公開された『モアナと伝説の海』は、美しい海が広がるポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、主人公の少女・モアナが冒険に出る物語。モアナは幼い頃に海と“ある出会い”をしたことから、海に選ばれ、16歳になったとき、運命に導かれるように伝説の海へ旅立つのだった。
傷つき悩みながらも自分の道を見つけ進んでいくモアナの姿が共感を呼んだ他、心に響く音楽や鮮やかな映像が人気を集めた。なお、劇中でモアナが歌う主題歌「How Far I’ll Go」は第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞歌曲賞にノミネートされた。
映画『モアナと伝説の海2』は、『モアナと伝説の海』から3年後を舞台にした物語。妹・シメアも生まれ、少し大人へと成長したモアナは、島のリーダーとなった。ある日、島の友人が古い言い伝えを見つけるその言葉に導かれるように新たな旅へと出る決意をするモアナだったが、その航海には二度と家族と会えないかもしれないという危険が待ち受けていた。それでもこの海のどこかに待つ“仲間”を探すという夢のため、モアナは旅に出る。
また、劇中では前作でも登場したニワトリのヘイヘイ、泣き虫のブタ・プアの姿、旅路を邪魔する悪役だがどこか憎めないココナッツの海賊・カカモラたち、風と海を司る半神半人のマウイ、さらには不気味で巨大な何かも登場する。
『モアナと伝説の海2』の監督を務めるのは『モアナと伝説の海』でストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・ジュニア。長編アニメーションを手掛けるのは、今回が初めてとなる。また、楽曲を手掛けるのは、第64回グラミー賞 最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアー。さらに、前作に引き続き『ライオン・キング』や『ターザン』なども手掛けてきたオペタイア・フォアイとマーク・マンシーナも楽曲を担当する。
劇中歌として、モアナの声優を務めるアウリィ・クラヴァーリョが歌唱する「ウィー・アー・バック(原題)」が登場。この他にも、新たな運命に漕ぎ出す決意をしたモアナがソロで歌う楽曲「ビヨンド(原題)」など、新たな楽曲が作品を彩る。
前作に引き続き、日本語版吹替ではモアナ役を屋比久知奈、マウイ役を尾上松也が担当する。
注目は、メイン曲のひとつであり、モアナ役の屋比久知奈が歌い上げる日本版楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」。「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、”導く者”として大きな使命を背負い、未だかつてない壮大な冒険へ漕ぎ出すモアナの決意を描くと同時に、愛する大切な人々に二度と会えないかもしれないという迷いや不安も抱える繊細な感情も込めた楽曲。屋比久がどのような歌声でモアナの心情を表現しているのか、ぜひチェックしてみて。
壮大な冒険から3年、妹のシメアが生まれ少し大人へと成長したモアナは、愛する家族と島の仲間たちとともに暮らしていた。ある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知る。モアナは人々の引き裂かれた絆を取り戻すため航海に出ようとするが、それは、その島に近づこうとこうとすれば、“生きては帰れないかもしれない”というほどの危険に満ちた冒険だった。
幼い妹シメアや家族たちと二度と会えないかもしれない…しかし、愛する人たちを守るため、「私が、やらなきゃ」と決意し、迷いや葛藤を乗り越えて果てしない旅へ踏み出すモアナ。相棒となった半神半人のマウイが「モアナ、お前は一人じゃない」と背中を押し、さらには良き理解者で心の支えとなっているタラおばあちゃんから勇気をもらい、島の新しい仲間たちと一緒に新たな冒険へ旅立つ。
【作品詳細】
映画『モアナと伝説の海2』
公開日:2024年12月6日(金)
監督:デイブ・デリック・ジュニア
音楽:アビゲイル・バーロウ、エミリー・ベアー、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
日本語版吹替キャスト:屋比久知奈、尾上松也
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Moana2