映画『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』が2025年1月3日(金)に公開。主演は、エカ・チャヴレイシュヴィリ。
映画『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』の主人公は、ジョージアの小さな村に暮らし、今まで結婚したいと思ったことは一度もない48歳の女性・エテロ。ひとりで暮らす生活に満足していたが、崖から落ちて命の危険を感じたことをきっかけに、突然変化が訪れ運命が動いていく。人生の後半戦を前に、自身の運命に静かに力強く挑んでいく女性を描いた、異色の青春物語となっている。
主演は、ジョージアで主に舞台を中心に活躍してきた俳優エカ・チャヴレイシュヴィリ。これまで約13の舞台に出演している。
圧倒的な存在感で演じるのは、自分自身に満足し、欲求にまっすぐで媚びることのない、独特な愛すべき主人公・エテロ。これまで描かれることがなかった女性像が描かれている。
原作である「Blackbird Blackbird Blackberry」は、ジョージア人作家でありフェミニスト活動家のタムタ・メラシュヴィリによる大ヒット小説。監督は、長編映画『I AM TRULY A TRULY A DROP OF SUN ON EARTH』や、短編ドキュメンタリー『LANTSKY PAPA’S STOLEN OX』を手掛け、数々の賞を受賞し国際的評価を受けるエレネ・ナヴェリアニが務める。
なお、映画『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』は第73回カンヌ国際映画祭に正式出品された。
エテロ…エカ・チャヴレイシュヴィリ
ジョージアの小さな村で日用品店を営む、48歳の独身女性。両親と兄を亡くし、日用品店を営みながら一人で生きてきた。
ムルマン…テミコ・チチナゼ
エテロが営む日用品店へ仕入れ品を届ける配達員。エテロと肉体関係を持つ。
両親と兄を亡くし、日用品店を営みながら、今の独身の暮らしを愛しているエテロ。中年で独身なことに対して、村の女から噂話の的となりながらも、自分自身に幸せを感じていた。
ある日、いつものようにブラックベリーを摘んでいると、美しい声でさえずるブラックバード(黒ツグミ)を見つける。吸い寄せられるように近づくと、崖から足を踏み外して転落し、命の危険を感じることに。死を意識したエテロは、店へ配達に来たムルマンと、突発的に人生で初めての肉体関係を持ってしまう。その出来事が、彼女の人生に訪れたささやかで大きな変化だった。人生の後半戦を前にして突然動き出した運命に、自分の正直な気持ちと向き合うエテロが歩む道とは?
【作品詳細】
映画『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』
公開時期:2025年1月3日(金)
監督:エレネ・ナヴェリアニ
原作:タムタ・メラシュヴィリ「Blackbird Blackbird Blackberry」
出演:エカ・チャヴレイシュヴィリ、テミコ・チチナゼ
原題:Shashvishashvimaq'vali