企画展「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」が、新潟市美術館にて、2022年11月29日(火)から2023年1月29日(日)まで開催される。平塚市美術館ほかにて開催された巡回展だ。
企画展「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」は、明治期以降の日本の絵画や彫刻、工芸における写実表現が、現代においてどのように継承され、再考されてきたのかを探る展覧会だ。
会場では、生きている人間と見紛うほうど精巧に作られた人形「生人形(いきにんぎょう)」(部分)から、西洋絵画の写実表現に初めてふれた世代の洋画家・高橋由一、高村光雲などによる明治期の彫刻、そして現代の義手や義足などを展示。また、江戸中期に成立し、動物を金工でかたどるばかりでなく、その関節までも本物どおりに動かせることを追求した「自在置物」にも光をあて、その技法と精神を現代に受け継ぐ作家の作品も紹介する。
さらに、失われた身体感覚や身体の変容に着目してきた現代美術家の小谷元彦も迎え、10年ぶりに再開された「SP (Sculpture Project)」の新作も公開する。
企画展「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」
会期:2022年11月29日(火)〜2023年1月29日(日)
[前期 11月29日(火)〜12月25日(日) / 後期 1月4日(水)〜1月29日(日)]
会場:新潟市美術館 企画展示室
住所:新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9
開館時間:9:30〜17:00(券売は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(1月9日(月・祝)は開館)、12月27日(火)〜1月3日(火)
観覧料:一般 1,000円(800円)、高校・大学生 800円(600円)、中学生以下 無料
※( )内は、前売料金(一般のみ)、20名以上の団体料金、リピーター割引料金(本展観覧券の半券提示で本展2回目は団体料金に割引)、およびあっちも割引料金(2022年度以降の新津美術館の企画展観覧券提示で団体料金に割引)
※前売券は、10月29日より、セブン-イレブン(セブンコード 097-996)、インフォメーションセンターえん(メディアシップ 1F)、 シネ・ウインド、新潟市美術館、新潟市新津美術館にて発売
※障がい者手帳、療育手帳の所持者は無料(受付にて提示)
※会期中は、本展の観覧券でコレクション展も観覧可
【問い合わせ先】
新潟市美術館
TEL:025-223-1622