展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」が、横浜のそごう美術館にて、2024年11月23日(土・祝)から2025年1月5日(日)まで開催される。美術館「えき」KYOTOなどでも開催された巡回展だ。

ポスターにとどまらないミュシャの創作を紹介

アール・ヌーヴォーを代表する作家、アルフォンス・ミュシャ。大女優サラ・ベルナールを描いた《ジスモンダ》をはじめ、ポスターや装飾パネルで知られるミュシャは、挿絵から装飾品、パッケージまで、幅広いデザインを手がけている。また、スラヴ民族の歴史を描いた連作「スラヴ叙事詩」を制作するなど、チェコの国民的芸術家としても活躍することになった。

展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」では、多彩なデザインに加えて、油彩画や水彩画、写真など、多岐にわたるミュシャの活動に着目。初来日作品約90点を含む約170点の作品を通して、代表的なポスターにとどまらないミュシャの創作を紹介する。

ポスターをはじめとするデザイン作品

本展では、ミュシャの多彩なデザインの仕事を紹介。《ジスモンダ》や《椿姫》、《黄道十二宮》といったポスターに加えて、連作《四季：春、夏、秋、冬》などの装飾パネル、装飾の資料集『装飾アルバム』、挿絵やパッケージなどを展示する。

直筆の作品も

また、直筆の作品も多数出品。油彩画《エリシュカ》や水彩画《ヒナゲシ》など、リトグラフとは異なり一点ものである作品約60点を目にすることができる。

展覧会概要

展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」
会期：2024年11月23日(土・祝)〜2025年1月5日(日) 会期中無休
会場：そごう美術館
住所：神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6F
開館時間：10:00～20:00
※12月31日(火)、1月1日(水・祝)は18:00閉館
※入館はいずれも閉館30分前まで
入館料：一般 1,400円(1,200円)、高校・大学生 1,200円(1,000円)、中学生以下 無料
※( )内は、前売・公式オンラインチケット、セブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあなどの料金
※前売券は、11月22日(金)まで、そごう美術館および上記のチケットサービスにて販売
※障がい者手帳各種の所持者および同伴者1名は無料

【問い合わせ先】
そごう美術館
TEL：045-465-5515