写真家・笠井爾示の展覧会「MUSCOVITE(モスコヴァイト)」が、2014年1月17日(金)から1月29日(水)までの期間、代官山・GALLERY SPEAKFORで開催。女優・真木よう子をモデルに撮影した作品をはじめ、選りすぐりの約30点が展示される。
この展覧会は、笠井が2013年12月に刊行した写真集「MUSCOVITE」を受けて開かれるもの。「MUSCOVITE」とはモスクワのガラス、結晶の意とともにモスクワ人を指す言葉だ。そんなタイトルの通り、真木よう子を被写体に、撮影はモスクワ郊外をはじめとする場所で行われた。別荘やホテルの室内、地下鉄などのプライベートシチュエーションで捉えられる自然な彼女の姿は、単なるタレントグラビアにはとどまらない、生き生きとした魅力にあふれている。
アメリカの写真家ナン・ゴールディンに見出され、数多くの女優・俳優やタレント、ミュージシャンなどにレンズを向け続けてきた笠井爾示。そんな彼の、最新の世界観を味わってみて。
【開催情報】
笠井爾示 MUSCOVITE
会期:2014年1月17日(金)~1月29日(水)
場所:GALLERY SPEAKFOR
住所:東京都渋谷区猿楽町28-2
開館時間:11:00~19:00(最終日のみ~18:00 木曜休廊)
協力:FUJI FILM
■真木よう子写真集「MUSCOVITE」発売中
定価 : 2,625円(税込) ※2014年1月現在
仕様 : ソフトカバー 約120 ページ
発売 : 光文社
【プロフィール】
■笠井爾示(かさいちかし) 写真家
1970年東京生まれ。'80年から8年間ドイツで学び帰国。'95年、多摩美術大学卒業。'96年に初の個展「Tokyo Dance」(Taka Ishii Gallery)を開催。翌年、写真集「Tokyo Dance」「Danse Double」を刊行し注目を集め、ストックホルムとニューヨークにて個展を開く。以後のおもな写真集に「波珠」('98年、青幻舎)、「KARTE」」('10年、Noyuk))などがある。「Electric Dreams」展('02年、バービカン・アートセンター)など内外のグループ展に多数参加。広告や雑誌、CDジャケット、俳優・女優たちのポートレート撮影も幅広く手がけている。