展覧会「陶芸家 辻村 史朗」が、京都の美術館「えき」KYOTOにて、2022年5月13日(金)から6月19日(日)まで開催される。
辻村史朗は、人里離れた山間の奈良・水間(みま)で自然と溶け合うように暮らし、創作を続けている陶芸家だ。型に囚われず、どこまでも自己と向き合って心の赴くままに生み出された作品は国内外で高く評価されており、2007年には国際美術展「ヴェネツィア・ビエンナーレ」にも作品が展示されている。
1947年、奈良県御所市に生まれた辻村は、洋画家を志して上京した10代後半、絵に没頭する日々のなかで自己を追求したいという思いが募り、仏門を叩く。そして20代の初め、日本民藝館で名もない大井戸茶碗に感動したことを契機に、師を持たずに作陶に道に進み、現在に至るまで創作を続けている。
展覧会「陶芸家 辻村 史朗」は、作陶を始めた初期から現在に至る作品を網羅的に紹介する、辻村の自選回顧展。作陶の原点である茶碗をはじめ、日々の暮らしで使う食器や酒器、花器、そして書や絵画など、約150点の作品をテーマごとに展示する。
展覧会「陶芸家 辻村 史朗」
会期:2022年5月13日(金)~6月19日(日) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)
入館料:当日券 一般 1,000円(800円)、高校生・大学生 800円(600円)、小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売料金(前売券は、2022年4月2日(土)から5月12日(木)まで、美術館チケット窓口(休館日のぞく)、京都駅駅ビルインフォーション、チケットぴあ(Pコード 685-928)、ローソンチケット(Lコード 51665)にて販売)
※障害者手帳の提示者と同伴者1名は、当日料金より各200円割引
※開催内容などは変更となる場合あり(最新情報は美術館ホームページにて確認のこと)
※辻村史朗の「辻」は、点ひとつのしんにょうが正しい表記。
【問い合わせ先】
TEL:075-352-1111 (大代表)