特別展「花咲(わら)い、風の吹くらん」が、名古屋の徳川美術館にて、2024年4月13日(土)から6月2日(日)まで開催される。
花、風や雨、秋の月、あるいは冬の雪など、移りゆく自然の風物は、古くから人々の心を捉えてきた。こうした自然のモチーフは、詩歌に歌われるばかりでなく、絵画に描かれ、工芸品を彩るなど、造形物にもあらわされてきたのであった。
特別展「花咲(わら)い、風の吹くらん」は、雪月花や変化に富む自然現象に着目して、絵画や工芸を紹介する展覧会。《牡丹図屏風》や田中訥言筆《竹林残月図屏風》をはじめとする絵画から、国宝《胡蝶蒔絵枕香炉》などの漆工品、《白地青海波に紅葉文縫箔》といった染織品まで、多様なジャンルの作品82件を目にすることができる。
特別展「花咲(わら)い、風の吹くらん」
会期:2024年4月13日(土)~6月2日(日) 会期中に一部作品の展示替え・巻き替えあり
[前期 4月13日(土)~5月12日(日) / 後期 5月14日(火)~6月2日(日)]
会場:徳川美術館
住所:愛知県名古屋市東区徳川町1017
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高校・大学生 800円(700円)、小・中学生 500円(400円)
※同時開催の企画展「人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔」展と共通料金
※( )内は、オンライン前売および20名以上の団体料金
※毎週土曜日は小学・中学・高校生の入館無料
【問い合わせ先】
徳川美術館
TEL:052-935-6262