1806年、ロンドンにて「ヘンリー プール」創業。
ヘンリー プール(Henry Poole)はイギリス・ロンドンのサヴィルロー15番地に本店を構える紳士服テイラー。「サヴィル・ロウで最も古いのテイラー」と言われている。
高品質の素材を使用し、完成までのあらゆるパートが独自の工程で行われる。型紙の作成から個々で作成、手作業による生地のカットなどにより作られるヘンリー プールのスーツは最高レベルのフィット感と着心地。カッティングとテーラースキルを高いレベルでキープするため、職人の長期的な育成にも力をいれている。日本に初めて進出したサヴィル・ロウのテーラーとしても有名。ビスポークはもちろん、既製服も展開している。
1806年、ロンドンのブランズウィック・スクエア(Brunswick Square)でジェームズ・プールが創業した。
創業当時は、麻(リンネル)の生地を販売していた。その後、ナポレオン(フランス)とイギリスの戦いで有名なワーテルローの戦い(1815年)の時期にはチュニックや軍服の仕立を専門にしていた。
ジェームズ・プールの息子、ヘンリー プールが1846年にサヴィルローに店舗を移す。この時には店舗を拡大し、ショールームの設置した。イギリスでの地位を確固たるものにし、他国ベルリン、パリなどに店舗を構えた。19世紀の終わりには、ヘンリー プールの名声はヨーロッパ中に広がっていた。
1960年代、移転により、サヴィル・ロウから離れるが、80年代に再度、サヴィル・ロウに戻る。
現在は既製服とビスポークともに展開している。