1784年、イギリスのダービーシャー州マトロックのリーミルズにて創業。
ジョン スメドレーは、イギリスのファインゲージニットウェアのブランド。30ゲージの軽量かつ網み目の細かいニットウェアが有名。ボディー部分など繊細さが求められる作業は、ハンドメイドで作られている。その他、使用される水など仕上げに関しても拘り、着心地の良い柔らかいニットを生産する工夫がされている。高いクオリティから、数々の有名メゾンのニットウェア等を手掛けている。
コレクションには、厳選された素材を使用し、ジョン スメドレーズ・シーアイランドコットンとニュージーランド・メリノウールの2つの素材から生産される。特にジョン スメドレーのシーアイランドコットンはシルクのような光沢とカシミヤのような肌触りを持つ最高級の天然素材と言われている。
創立者は、ピーター・ナイチンゲールとジョン スメドレー。創業者の1人ピーターは、かの有名なフローレンス・ナイチンゲールの叔父にあたる。主にはジョン スメドレーが工場を経営していた。
ジョンの引退後はスメドレー家による経営により、事業を徐々に拡大させていく。
1993年東京・銀座に直営店をオープン。2009年にリニューアルされた店内は、レンガ造りのスメドレー社の工場を彷彿とさせる印象をしている。
他ブランドとのコラボレーションも積極的に行い、アンダーカバー(アンダーカバイズム)、コム デ ギャルソン、soe などとのコラボレーションも行っている。
2013年、英国女王陛下からロイヤル・ワラント(王室御用達)の称号が授与される。
2021年4月、上質なニットウェアの製造者として、英国皇太子殿下よりロイヤル・ワラント(王室御用達)の称号が授与される。この称号は、2013年に英国女王陛下から授かった現在のロイヤル・ワラントに並ぶもの。