2013年秋冬シーズンにブランド「ハイク」をスタート。
ハイク(HYKE)は日本のファッションブランド。主にウィメンズウェアを展開している。
コンセプトは、「HERITAGE AND REVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」。立ち上げ当時からシーズンごとにはテーマを設けず、既存のスタイルや古着から着想を得て制作。ハイクのスタートよりキーワードとなっているのはアウトドア、ミリタリー、ワークなどだ。
2009年春夏シーズン以降、活動を休止していた人気ブランド「green(グリーン)」のデザイナー吉原秀明(Hideaki Yoshihara)と大出由紀子(Yukiko Ode)の2人が、2013年秋冬シーズンにブランド「ハイク(HYKE)」をスタート。
2014年、マッキントッシュとのコラボレーションライン発表 - ジャケットやコートを展開。2015年、アディダスとタッグを組み、「アディダス オリジナルス バイ ハイク(adidas Originals by HYKE)」をスタート。
2017年春夏コレクションより、竹ヶ原敏之介のビューティフルシューズとコラボラインスタート。
2017年、吉原秀明と大出由紀子が、第35回毎日ファッション大賞を受賞。2017-18年秋冬ウィメンズコレクションより東京コレクションにデビュー。
2018年春夏コレクションよりザ・ノース・フェイスのコラボレーションをスタート。以降、2019年秋冬コレクションでの第3弾までコラボレーションを継続した。
2022年3月、ポーターとのコラボレーションバッグを発売。同年10月、第2弾のコラボレーションバッグを発売。
吉原秀明(Hideaki Yoshihara)は1969年、東京生まれ。日本メンズアパレルアカデミーを卒業。一方、大出由紀子(Yukiko Ode)は1969年、群馬県桐生生まれ。バンタンデザイン研究所卒業。専門学校卒業後両者はブランドでファッションの経験を積む。97年、代官山に古着屋「ボウルズ」を出店。
98年、ブランド「グリーン(green)」を発表し、東京を代表するブランドに成長。2009年春夏を最後にブランド「グリーン」を休止することを発表。理由は、大出が出産・育児に専念するため。直営店の東京・恵比寿店も09年6月末でクローズ。2013年秋冬シーズンに、新ブランド「HYKE(ハイク)」を立ち上げ、コレクション活動を再開する。