1995年、皆川明がブランド「ミナ」を設立。2003年に「ミナ ペルホネン(minä perhonen)」に改名。
ミナ ペルホネンは日本のファッションブランド。主にウィメンズウェアを展開。
生地は日本の職人の技術力の高さに注目。蝶や植物、自然をモチーフにすることが多く、産地と連携した布地の開発も積極的に行う。さらにオリジナルの布地にはひとつひとつに名前がつけられるという。トレンドに左右されないシンプルなデザインで、素材へのこだわりはもちろんだが、色の組み合わせが非常に美しい。ミナ ペルホネンのアイテムは、素材、加工、生地の感触、色使い、プリントなどさまざまな点で不思議な「優しさ」を感じさせる。ウェアでは素材を活かしたワンピースなど、またインテリア製品や食器なども人気。
創業者は皆川明(Akira Minagawa)は1967年、東京生れ。ヨーロッパを旅をし、特にフィンランドなど、北欧のデザインやライフスタイルに興味を持つ。89年、文化服装学院卒業。95年に自身のファッションブランド「ミナ(minä)」を設立。
2000年には東京の白金台に直営店をオープン。2002年には東京・青山スパイラル・ガーデンで展示会、「粒子」展を開催して、好評を博す。
2003年にブランドを「ミナペルホネン(minä perhonen)」に改名、それに伴いショップもリニューアルオープンした。フィンランド語で、「minä」は私、「perhonen」はちょうちょ(蝶々)を意味する。ブランドロゴは、「私(四角)の中のさまざまな個性(粒の集合)」を表す。また、同年、フリッツ・ハンセン社とのコラボレーションで、ミナ ペルホネンの布をまとった家具、エッグチェアスワンチェアを発表。
2004年、パリコレクションに参加、2006年には皆川明が毎日ファッション大賞を受賞。また同年、デンマークのテキスタイルメーカー「KVADRAT(クヴァドラ)」より皆川明がデザインする生地が発売される。2007年、京都に2店舗目となる直営店をオープン。2008年、セレクトショップLamp harajukuの地下1階ギャラリーにて、コレクションのインヴィテーション(招待状)を集めた展覧会を開催。
2012年、東京スカイツリーのユニフォームデザインを手がける。2013年、レペットとのコラボレーションシューズを発表。
2014年、道後オンセナートのプログラムの一環で旅館の客室の空間をデザイン。