2001年、シアタープロダクツ設立。
シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)は日本のファッションブランド。
ブランドコンセプトはブランド名にあるように「洋服があれば世界は劇場になる」。服作りから販売まで全ての過程を「演出」と捉えるように、服に関わるもの-それは、服そのものの持つ、色や素材、風合い、シルエットなどだけでなく、その服を着る人やその時間、空間なども含まれる-、そして服をプロディースすることにこだわりを持つ。
シアタープロダクツの服の特徴に、楽しさ、明るさ、かわいらしさがあり、「常識的な方法を常に問いただしながら進んでいる」とデザイナーがコメントするように、どこか今まで見たことのないような、街中で見かける可愛い服とは少しずれた感覚を持つデザインに仕上がっている。
2001年、武内昭、中西妙佳、金森香がシアタープロダクツを設立。武内昭と中西妙佳がデザイナー、金森香がプレス/プロデューサーとして活動。ブランド開始のころは展示会形式で発表していたが、2003年秋冬からショー形式でコレクションを発表。
2006年春夏から、メンズラインであるKINGLY THEATRE PRODUCTS(キングリーシアタープロダクツ)を開始する。
海外ではロンドン、香港などでもシアタープロダクツの服が売られており、ミントデザインズなどと並んで、海外からの評価が最も高い東京コレクションのブランドの一つ。日本では原宿に直営店を構えている。
2013年秋冬コレクションより、武内昭と森田美和がデザイナーを務めている。
武内昭(Akira Takeuchi)は1976年生まれ。エスモードジャポン卒業。99年までコム デ ギャルソンでパタンナーとして勤める。99年からエスモードジャポンの後輩であった中西とユニットでインスタレーション作品を発表。2001年、シアタープロダクツをスタート。
森田美和は、1979年、生まれ。2011秋冬コレクションより「ensemble THEATRE PRODUCTS」をスタートし、アクセサリーや小物のデザインを手がける。13秋冬より THEATRE PRODUCTS のデザイナーに就任。代表・デザイナーの武内昭とともにデザインを務める。