1967年、Murray Pletzがジャンスポーツ(JanSport)をスタート。
ジャンスポーツ(JanSport)はアメリカのアウトドアブランド。主に、デイパックやアウトドアギアバッグを提供している。
日本では、古着屋やヴィンテージショップにも多く展開されており、学生に人気がある。カジュアルファッションのコーディネートに組み込みやすいため、ストリートでデイリーユースのバッグとして活躍する。バッグの生地には、様々なプリントがあり、そのバリエーションの豊富さが人気の一つである。
■歴史
1967年、シアトルにてスキップ・ヨーウェル(Skip Yowell)と、彼のいとこマレー・プレッツ(Murray Pletz)が、「定職につきたくない」という想いから創業。エンジニアを目指していたマレーは、あるときバックパック用のアジャスタフレームを考案。それがAlcoa Companyというデザイン会社の「ベスト・ユーズ・オブ・アルミニウム賞」を受賞したことをきっかけに、彼のガールフレンドで縫製スキルをもつジャニス・ルイス(Janis Lewis)通称ジャンに、そのアルミフレームに合うバックパックパターンを作ってくれるよう頼む。その時マレーは、「僕と結婚してくれたら、君の名前を会社名につけるよ」とプロポーズ。そしてシアトルで、フレームバッグの製造販売が始まり、JanSportブランドが誕生した。今、親しまれて使われているジャンスポーツのジャンは、創業者の恋人の名前ということになる。
現在は、リー(Lee )、ザ・ノース・フェイス、ラングラーなどのブランドを抱える VF Corporationがブランドを運営、ジャンスポーツの拠点はカリフォルニアにある。
fun(楽しみ)とdiscovery(発見)を具現化したアウトドアギアアイテムを展開。世界中の人々に自由と冒険に満ちたライフスタイルを提案。
登山、ハイキング、バックパックなどのアウトドアが原点で、今なお創業時のビジョンを大切にしている、ビジネス、旅行など現代のライフスタイルに向けたアイテムをラインナップしている。