1926年にフィリップ・オリバー・ゴールドスミスによって創業
1926年にフィリップ・オリバー・ゴールドスミスによって創業された、イギリスを代表する老舗アイウェアブランド。
フィリップ・オリバー・ゴールドスミスは元々アイウェアショップのセールスマンだった。当時のアイウェアは高価なべっ甲製のもの以外は、厚くて重い金属を使った掛け心地の良くないものが多かった。そこで、フィリップ・オリバー・ゴールドスミスはより良いアイウェアを自ら作ることにした。
2代目として後継する創業者の息子であるチャールス・オリバー・ゴールドスミスは、アイウェア、特にサングラスはファッションアイテムになるものだという確信を持っていた。それまでサングラスはただ単に色の付いたガラスレンズの眼鏡というふうに思われていた。チャールス・オリバー・ゴールドスミスはよりファッショナブルなアイウェアを作り、それが人気を得る。オリバー ゴールドスミスのアイウェアは初めてファッションショーのランウェイで使用された。またヴォーグなどのファッション雑誌にもアイウェアとして初めて掲載された。
オリバー ゴールドスミスは世襲制で、3代目は孫になるアンドリュー・オリバー・ゴールドスミス(兄)とレイ・オリバー・ゴールドスミス(弟)が継いだ。
現在は今もなお健在なアンドリュー・オリバー・ゴールドスミスと4代目にあたるレイ・オリバー・ゴールドスミスの娘クレア・オリバー・ゴールドスミスとによって受け継がれている。
オリバー ゴールドスミスのクラシックで普遍的なデザインは、時代を超えて数々のセレブレティに愛されてきた。女性では、オードリー・ヘップバーン、ジャクリーン・ケネディ・オナシス、グレース・ケリー、ソフィア・ローレンなど、男性では、マイケル・ケイン、ピーター・セラーズ、ジョン・レノンなど。
60年代を象徴する写真家であり、ヴォーグ英国版のカメラマンとして活躍していたデビット・ベイリーもオリバー ゴールドスミスの愛用者であり、彼の写真の中でもオリバー ゴールドスミスのサングラスが多く使用された。
■オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス(OG×OLIVERGOLDSMITH)について
「オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス」はブランド100周年に向けた新ライン。そして、本コレクションより、オリバー・ゴールドスミスの子息であり、映像プロデューサーとして知られるニック・ゴールドスミスが、「オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス」のクリエイティブディレクターに就任した。