千總(ちそう)が京都に展開する千總ギャラリーでは、展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」を、2022年8月22日(月)まで開催する。
京都の夏の風物詩である、祇園祭。その宵山の期間には、京都の旧家や商家が秘蔵の名品を公開して祭りを盛り上げる、屏風祭を行っている。千總ギャラリーでも、この時期に合わせて、屏風をはじめとする所蔵品を紹介してきた。
2022年は、今からちょうど120年前、千總が屏風祭で公開した作品を展示。『京都新聞』の前身である『京都日出新聞』は、1902年の屏風祭でどのような作品が陳列されたかを報じており、そこから当時公開された屏風5点がわかっている。本展「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」では、岸竹堂《牛馬図》や山口素絢《やすらい祭図》など、明治の屏風祭を彩った作品を目にすることができる。
展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」
会期:2022年5月28日(土)〜8月22日(月)
会場:千總ギャラリー ギャラリー1
住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店
開館時間:11:00〜18:00
休館日:火・水曜日
※開館日や開館時間は千總本店の営業時間に準ずる
※入場無料
【問い合わせ先】
千總本店
TEL:075-253-1555