展覧会「カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-」が、2019年6月8日(土)から9月15日(日)まで、大阪・ひらかたパーク イベントホールⅠで開催。
1996年から2000年にかけて月刊少女まんが誌「なかよし」にて連載された漫画作品『カードキャプターさくら』。2016年には16年ぶりとなる新連載「カードキャプターさくら クリアカード編」が、2018年にはアニメ放送がスタートするなど、長年に渡り世代を超えて多くのファンに愛されている人気作品だ。
そんな『カードキャプターさくら』に焦点を当てた本展は、2018年10月より開催された東京会場から、大阪会場へと舞台を移す。
到着した新ビジュアルは、CLAMPが大阪展だけのために描き下ろしたというスペシャルなデザイン。新緑の中でほほ笑むさくらと、“たこ焼き”を持ったケロちゃんが並ぶ、大阪らしい一枚に仕上がっている。
また「グッズ付き前売券」は、「カードキャプターさくら展開催記念ポストカード&ICカードステッカーセット」と前売券をセットにしたもの。大阪展だけの新ビジュアルも、そのデザインに起用されている。
大阪会場には、作品史上最大となる前後期合計約200点の複製原画が集結。イラスト展示だけでなく、作品の世界観をリアルに体験・体感できる展示を実施する。
またCLAMPが大阪展のために描きおろしたイラストや、魔法陣をデザインした新設のフォトスポット、新展示「ケロちゃんボールプール」など、大阪展だからこそ楽しめる要素も追加された。
展示構成は、作品に登場する様々なカードの魔法を表現したゾーンを展開するというもの。たとえば、さくらが表紙を飾った歴代「なかよし」や付録などを並べる「記録(レコード)の間」では、描き下ろしイラストと共に写真が撮れるスポットも用意される。
「カードの間」では、「翔(フライ)」や「光(ライト)」をはじめとしたクロウカード、さくらカード、クリアカードを目にすることができる。
また、さくらの親友である知世の衣装制作アトリエをイメージしたエリア「包囲(シージュ)された知世のアトリエ」では、バトルコスチュームを展示。映画などで活躍する衣装デザイナーや職人の手で製作されたコスチュームが並ぶ。
高さ3mのケロちゃんが迎えてくれる「大(ビッグ)なケロちゃん」では、さくらの通う友枝中学校の制服風のパーカーやピンクのバトルコスチューム風衣装を着て、夢の杖バルーンを持ち、写真撮影が可能。大阪会場限定で、“巨大たこ焼き”の撮影用小道具も用意される。
ケロちゃんのシールが貼られたボールを使った「ケロちゃんボールプール」は、大阪展で誕生する新展示。イエローに染まったボールプールで遊んだり、写真撮影を楽しんだりすることができる。
その他、作品に登場する花のシールを、来場者の手で壁に貼っていくことで完成する参加型展示「花(フラワー)の部屋」なども展開する。