アスタリフト(ASTALIFT)は、日本のコスメブランド。富士フイルムが、写真フィルム分野で培った独自のテクノロジーを活かして、コスメ・スキンケアブランド「アスタリフト(ASTALIFT)」を2007年よりスタートさせる。
アスタリフトの特徴は、独自のナノテクノロジーを応用した美容成分のナノ化。配合がうまく行われず、スキンケア製品へ採用されなかった美容成分に着目した富士フイルムは、写真フィルム分野で培った独自のナノテクノロジーをコスメ・スキンケア分野に応用。美容成分を極小化し、安定・高濃度配合することに成功する。
アスタリフトのアイコン成分は「アスタキサンチン」。赤の美容成分とも呼ばれる、鮮やかなカラーが特徴的な「アスタキサンチン」は、サケやエビ、カニなどに多く含まれている赤色の天然色素の一種だ。「アスタキサンチン」は、肌に弾むようなハリを与える美容成分でありながら、熱や光の影響を受けやすく、とてもデリケート。富士フイルムは、独自の技術により成分を安定化させ、極小サイズのナノ化に成功する。
2007年より、アスタキサンチンを配合した赤いスキンケアシリーズ「アスタリフト」をスタート。以後、ハリ・うるおいケアの「アスタリフト」シリーズをアイコン製品として、美白・ハリケア「アスタリフト ホワイト シリーズ」、土台ケア「ジェリー アクアリスタ シリーズ」などのスキンケア製品を展開。
2012年からは、「アスタリフト ベースメイク」「アスタリフト ヘアケア」、2013年からは「アスタリフト インナーケア」もスタートさせ、メイクアップ・ボディケア・ヘアケアなどの分野でも商品を展開する。
1934年、映画用フィルムメーカーとして「富士フイルム」が創業。
2004年、写真フィルム中心の事業に終止符を打ち、写真時代で培ったコラーゲンやナノ化技術などの新規事業をスタート。
2007年、赤いスキンケアシリーズ「アスタリフト」が誕生。以降、スキンケア製品をバリエーション豊富に展開。
2012年、美白有効成分を配合した、美白ケア「アスタリフト ホワイト」をスタート。同年、「アスタリフト ベースメイク」を開始し、メイクアップ製品の展開もスタートさせる。さらに「アスタリフトのヘアケアシリーズ」も販売開始。
2019年、新ブランド「ジェリー アクアリスタ」をスタート。
2022年3月、乾燥・敏感肌ケアブランド「クレスク by アスタリフト(cresc. by ASTALIFT)」をスタート。