展覧会「日常アップデート」が、東京都渋谷公園通りギャラリーにて、2024年6月15日(土)から9月1日(日)まで開催される。

“他者の存在”を感じさせる作品を紹介

「日常アップデート」展は、他者の存在を感じさせる作品を通して、日常を新たな視点から捉え直すことを試みる展覧会だ。飯川雄大、ユ・ソラ、関口忠司、土谷紘加、原田郁、宮田篤ら、6人の作家が出展する。

たとえば飯川雄大は、鑑賞者が作品に触ったり、動かしたりすることで、思いがけない場所で新たな体験が生まれるインスタレーション「デコレータークラブ」を展開してきた。また、ユ・ソラは、刺繍の平面作品や立体作品のインスタレーションなど、白い布と黒い糸を使った作品を手がけている。

本展では、6人の作家による作品を通して、日常における人と人、人と社会のあり方を考えてゆく。また、参加型の作品も。たとえば飯川は、展示室にあるかばん《ベリーヘビーバッグ》を運び出し、鑑賞者の手で、飯川の展覧会が開催されている別の4会場へと運ぶ作品を展開する。

展覧会概要

展覧会「日常アップデート」
会期：2024年6月15日(土)〜9月1日(日)
会場：東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1・2、交流スペース
住所：東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館 1F
開館時間：11:00〜19:00
休館日：月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
観覧料：無料

■出展作家
飯川雄大、関口忠司、土谷紘加、原田郁、宮田篤、ユ・ソラ

【問い合わせ先】
東京都渋谷公園通りギャラリー
TEL：03-5422-3151