「レイモン・サヴィニャック展」が、2014年7月12日(土)から21日(月)まで、東京・渋谷のBunkamuraにて開催される。
フランスのポスター作家であるレイモン・サヴィニャックは、2002年に94歳でこの世を去るまで、生涯現役のポスター作家として様々な企業のポスターを手掛けた。当時パリの街角は、単純明快なデザインとポップな色使い、そしてウィットに富んだ彼のポスターで溢れていた。
広告代理店の台頭により、ポスター作家とクライアントとの距離が離れていった1970年代、それでも彼は自らが信じた方法でポスターを描き続けた。20世紀最大のポスター作家サヴィニャックの生み出すポスターは、そのものの持つ1番の魅力を伝え、まるで私たちに語りかけてくるかのようだ。
また本展では多数のオリジナルポスターに加え、貴重な原画作品を販売する。「美しいガラクタ」という言葉が語源の“ブロカント”と呼ばれるフランスの古い雑貨類や、企業が広告用に作成した当時の広告グッズも併せて販売予定だ。パリが愛したポスターを見に、ぜひ展覧会に足を運んでみて。
【展覧会概要】
レイモン・サヴィニャック展 パリの街が愛したポスター
期間:2014年7月12日(土)〜7月21日(月)
時間:10:00〜19:30(最終日は17:00まで)
場所:Bunkamura Gallery
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1