企画展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」が、神奈川の横須賀美術館にて、2024年7月6日(土)から9月1日(日)まで開催される。東京の渋谷区立松濤美術館でも開催された巡回展だ。

絵本から舞台、子ども時代の作品まで

エドワード・ゴーリーは、『うろんな客』や『不幸な子供』など、不思議な世界観とモノトーンの緻密な線描による作品で知られる絵本作家だ。自らテキストとイラストを手がけた主著ばかりでなく、挿絵、舞台や衣裳のデザイン、演劇やバレエのポスターなど、幅広い領域で創作活動を行った。

企画展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」は、約250点の作品や資料を通して、ゴーリーの創作を紹介する展覧会。『うろんな客』、『不幸な子供』、『蒼い時』、『音叉』から、『恐るべき赤ん坊』といった日本未刊行作品まで、15タイトル以上の絵本原画を一挙公開する。

また、挿絵や舞台衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなど、ゴーリーの多彩な才能を示す仕事に加えて、幼い頃の絵、文学を好むようになった少年期に描いたとされる手紙やテキストを伴う絵、起承転結のない不気味な雰囲気の連作など、子ども時代の作品も紹介する。

展覧会概要

企画展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」
会期：2024年7月6日(土)～9月1日(日) 会期中に展示替えあり
［前期 7月6日(土)～8月4日(日) / 後期 8月6日(火)～9月1日(日)］
会場：横須賀美術館
住所：神奈川県横須賀市鴨居4-1
開館時間：10:00～18:00
休館日：8月5日(月)
観覧料：一般 1,300円(1,040円)、高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生(市内在住・在学)は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料
※所蔵品展、谷内六郎館も観覧可

【問い合わせ先】
横須賀市コールセンター
TEL：046-822-4000(月～金曜日 8:00～18:00 / 土・日曜日、祝休日 8:00～16:00)