企画展「そのとき、岩手では ─展覧会でたどる、いわて美術の歴史─」が、岩手県立美術館にて、2024年1月6日(土)から2月18日(日)まで開催される。
企画展「そのとき、岩手では ─展覧会でたどる、いわて美術の歴史─」は、岩手県内でこれまでに開催されてきた展覧会に光をあてつつ、岩手の美術と同館のコレクションの歴史を再考する展覧会だ。
岩手県立美術館では、2011年、同館のコレクションに盛岡市と県内美術館の所蔵作品を加えた、岩手の美術の特別展示を行った。また、この展示以前にも、県内では岩手の近代美術にまつわる展覧会がしばしば開催されている。
本展は、これらの展示をふまえつつ、岩手の美術の歴史をひもとく展覧会。岩手県初の洋画団体「北虹会(ほっこうかい)」の第1回展が開催された1910年から、岩手県ゆかりの美術家の作品を常設展示する県立博物館が開館した1980年まで、盛岡で開催された象徴的な展覧会や出来事に着目しつつ、70年の軌跡をたどってゆく。
会場では、内村吉助《風景》や萬鐵五郎《水着姿》、松本竣介《盛岡風景》、舞田文雄の版画集『三文版』、 堀江尚志《トルソ》、福田繁雄《EXPO'70 日本万国博[公式1号]》など、約150点の絵画や版画、彫刻などを目にすることができる。
企画展「そのとき、岩手では ─展覧会でたどる、いわて美術の歴史─」
会期:2024年1月6日(土)〜2月18日(日)
会場:岩手県立美術館 企画展示室
住所:岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(1月8日(月・祝)、2月12日(月・振)は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)
観覧料:一般 1,000円(800円)、高校・学生 600円(500円)、小・中学生 400円(300円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、2023年11月3日(金・祝)から2024年1月5日(金)まで、岩手県立美術館、ローソン(Lコード 21026)、セブン-イレブン(セブンコード 102-802)ほかにて販売
※療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者および付添者1名は半額
※企画展観覧券でコレクション展も観覧可(ただし、1月23日(火)〜26日(金)は、展示替えのためコレクション展の観覧不可)
【問い合わせ先】
岩手県立美術館
TEL:019-658-1711