1902年、創業者ベンジャミン・ラッセルがアメリカ・アラバマでラッセルアスレティックをスタート。
ラッセルアスレティックは、スウェットを中心とするウェアを展開するブランド。
ラッセルアスレティックは世界で初めてスウェットシャツの原型を作ったことで有名。
1920年、高校でフットボールチームに所属していた創業者の息子、ラッセル・ジュニアが、汗で着心地が悪くなるウール製フットボールシャツをコットン製に改良することを父親に提案。コットン製フットボールシャツは、すぐに学生やスポーツプレーヤーに受け入れられていった。これが現在販売されているスウェットの原型となり、100年近くたった今でもそのデザインはほぼ変わっていない。
ブランドを代表する素材“コットン”を使用したシリーズには、2つのタイプがある。1つは、プロスポーツ選手のトレーニングを想定して開発された「プロコットン」。大量の汗を吸収しつつ、動きやすく頑丈に作られており、洗えば洗うほどに味わい深い表情に変化していく。もう1つは、コットン50%・ポリエステル50%配合の「ニューブレンド」で、毎日脱ぎ着されても毛玉が出来ず、色あせが少ないのが特徴。型崩れしにくいシームレスボディ構造を採用している。
スウェットに施されるプリントは、ラッセルアスレティック独自開発の「ラス・プリント」と呼ばれる技術が使用されている。1930年代当時のプリントは、色落ちや塗料が均一にのらないなど問題が多かったが、企業秘密の塗料を使ったラス・プリントは、洗濯や乾燥を何度繰り返しても色あせず、激しい摩擦にも負けない耐久性を持つ。
1902年、ベンジャミン・ラッセルがアメリカ・アラバマにて創業。
1920年、高校でフットボールチームに所属していた創業者の息子ラッセル・ジュニアが、それまではウールで製造されていたフットボールシャツをコットン素材に改良することを父親に提案したことがきっかけとなり、世界初のスウェットが誕生。
1938年、世界初となるスクリーンプリントを開発し、全米のスクールやカレッジのユニフォームにプリントを展開。
1940年代、米軍への訓練用ウェアを支給。
1960年代、アメリカンイーグル(白頭鷲)がブランドイメージとして採用。
1962年、「ラス・プリント」というプリント技術を開発。「たとえウェアは擦り切れても、ラス・プリントだけは残る。」というキャッチコピーにより、全米のスクールやカレッジへ飛躍的に拡大。また、現在のロゴの原型である「R」マークを採用。「R」の右下部分に、象徴である白頭鷲が残る。
1980年~90年代、NFLやMLBといったアメリカのプロスポーツとサプライヤー契約を締結。
1989年、プロスポーツ選手のトレーニング用に開発された高品質シリーズ「プロ・コットン」ライン発表。
1990年、質量感と美しい風合いを誇るラッセルの代表的なシリーズ「ハイ・コットン」ライン発表。
1991年、ラッセル史上、最大の販売量を誇る「NU BLEND」ラインが誕生。
1992年、メジャーリーグベースボール(MLB)の公式サプライヤーに採用。以降、2004年末まで務める。
2007年、米国最大規模のアンダーウェアメーカー、フルーツ・オブ・ザ・ルームと合併。