1818年にHSブルックス商会として創業。
ブルックス・ブラザーズ は、アメリカのファッションブランド。紳士服を中心に婦人服、キッズなども展開。スーツから、ベーシックなシャツやネクタイなどが人気。
アイビールックの伝説的ブランドで、アメトラ(アメリカン・トラディショナル)の代表的なブランドとカテゴライズされているが、ブルックス ブラザーズ自体は「トラッド」という表現はせず、「アメリカンクラシック」という表現を打ち出している。アメリカでは初となる既製服(レディ・トゥ・ウェア)のファッションの大規模販売店と呼ばれている。また、ブルックスブラザーズの代表作としては、Ⅰ型スーツをはじめて世に出した。
創業者の孫のジョン・ブルックスがポロ選手のシャツの襟が風にゆれるのを見て、安定させることを考えてボタンダウン・シャツ(ブルックス・ブラザーズではポロカラーシャツと呼ぶ)を初めて商品化したと言われている。
ブルックス・ブラザーズのブランドのほか、象徴的なアイテムを厳選し、カジュアルにアップデートした「レッドフリース(Red Fleece)」。メンズ限定で最高峰の品質を提案するカプセルコレクション「ゴールデン フリース(Golden Fleece)」を展開。
現在では、ラルフ ローレンなどアメリカのファッションブランドと並んで、アメトラ(アメリカントラディショナルスタイル)の代表的なブランドと位置づけられている。
ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)は1818年、ヘンリー・サンズ・ブルックスがニューヨークで創業、当事の名前はHSブルックス商会だった。
1845年、既製服としてはアメリカ初となるスーツを発売。1850年にブルックス・ブラザーズに改名。リボンが巻かれた子羊・ゴールデンフリースがブランドのシンボルとなったのもこの頃。
1896年、ボタンダウンのポロカラーシャツを発表。1902年、斜め縞模様のレップタイを発売。このデザインはアイビー・ルックの代表と呼べるものとなった。30年代から40年代にかけて、シアサッカー素材のジャケットやアーガイル柄のソックスをアメリカに紹介。
1979年、ブルックス ブラザーズが日本に上陸。
2007年秋冬コレクションからデザイナーのトムブラウンとコラボレーションで新ライン「ブラックフリース(Black Fleece by Brooks Brothers)」を発表。トムブラウンはメンズ、レディースともにデザインを担当。これはブルックスブラザーズにとって歴史上初めて外部のデザイナーとのコラボレーションで記念すべきものだった。
2008年、トム ブラウンとの契約更新を発表、このコラボレーションは2015年まで続いた。
2011年、「フラットアイアンショップ」ニューヨークのフラットアイアン地区にオープン。これはブルックス ブラザーズの新しいコンセプトの店舗で、ブランドの200年近い歴史の中からメンズ・ウイメンズの象徴的なアイテムをカジュアルにアップデートしたアイテムを提案。
2012年月には日本初のフラットアイアンショップを伊勢丹新宿店にオープンする。これはアメリカ(ニューヨーク)、カナダ(トロント)に続く世界第3店舗目となる。
2015年、ブルックス ブラザースが野球日本代表「侍ジャパン」に対するオフィシャルスーツの提供をスタート。
2020年、俳優の賀来賢人が初のスタイルアイコン「Brooks Brothers Man」に就任。
2021-22年秋冬シーズンより、ニューヨークのメンズウェアブランド「マイケル バスティアン」のデザイナー、マイケル・バスティアンがクリエイティブディレクターに就任。また、同シーズンにて「レッドフリース」が終了。