1972年、石津謙介率いるヴァンヂャケット(VAN)と共同で、オリジナルアイウェアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」がスタート。
「アイヴァン(EYEVAN)」は日本のアイウェアブランド。
防塵用眼鏡を主として製造していた山本光学が、1972年、石津謙介率いるヴァンヂャケット(VAN)と共同で、オリジナルアイウェアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」を設立。企画、デザイン、製造のすべてを日本で行い、世界に向けて発信するドメスティックアイウエアブランドとして確固たる地位を築く。27タイプ、42バリエーションのコレクションでスタートしたアイヴァンは、当時の若い世代から圧倒的な支持を得る。
そして1985年には、アメリカ・アナハイムで行われたオプティックフェアウエストで世界進出を果たすまでに成長。その完成されたデザインと品質からNYタイムズにも取り上げられたほか、マドンナをはじめとするセレブを顧客に持つなど、順調に海外進出を果たした。
その完成された商品だけでなく、スタイリッシュなブランドブックや遊び心溢れるノベルティ、テレビCMなどの斬新なプロモーションも大きな反響を呼び、日本の高い技術力とともに世界中から注目を集める。当時、単なる視力矯正の道具でしかなかった眼鏡を、「着るメガネ」というコンセプトで、洋服のようにTPOを打ち出した事は画期的であり、ファッションアイテムの一つとして当たり前に捉えられるようになった現在、改めてその功績が注目されている。
2003年、アイウェアブランド「アイヴァン」としての展開を一時休止。2007年、東京・六本木の東京ミッドタウンにアイウェアのセレクトショップ「アイヴァン 東京ミッドタウン店」をオープンする。
2013年5月、このアイヴァンのスピリットを引き継ぐ新しいアイウェアブランドとして「アイヴァン 7285(EYEVAN 7285)」がスタート。2017年、東京・青山に旗艦店の「アイヴァン 7285 トウキョウ」をオープン。
2018年、アイウェアブランド「アイヴァン」が復活。80年代にリリースしたフレーム&サングラスを復刻させた新作「Capsule Collection」の発売とともにリローンチ。
2021年、タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)の宮下貴裕をデザイナーに迎えた新ブランド「タカヒロミヤシタザレフトアイ.(TAKAHIROMIYASHITATheLeftEye.)」をローンチ。
2024年、新ブランド「イーバイ アイヴァン(e_BY EYEVAN)」がローンチ。「現代」に焦点を当て、目につきやすい装飾パーツを取り除き、極力シンプルなオリジナルパーツで構成した「ミニマルでクリーンなアイウェア」を展開する。