東京都現代美術館では、コレクション展「MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2」を開催する。なお、2022年1月12日(水)から当面のあいだは休室となる。
戦後美術を中心とする収蔵作品約5,500点のなかから、会期ごとにさまざまな切り口のもとで作品を紹介している「MOTコレクション」展。今回は、世界規模で開催されてきたオリンピックや何気ない日常などを背景に制作された作品約100点を、さまざまな作家によるアンソロジーのように構成し、紹介する。
本展では、大岩オスカールが制作した、オリンピックに関わる3都市、リオ・デ・ジャネイロ、東京、そしてパリをテーマとする6m超の大作《オリンピアの神:ゼウス》や、ニューヨークで手がけられた新作版画20点(いずれも特別出品)、さらに「TOKYO 2020」を題材としたChim↑Pomの《May, 2020, Tokyo (大久保駅前) ─青写真を描く─》( 2022年1月末で展示替え)を、前回のコレクション展から継続して展示する。
また、康夏奈(吉田夏奈)の作品を特集展示。絵画のインスタレーションやドローイングなどの特別出品を交えつつ、自らの身体を通して捉えられた自然の光景が広がる展示を展開する。
さらに、フルクサス、河原温、三島喜美代などの作品を紹介するほか、2021年7月に逝去したクリスチャン・ボルタンスキーの所蔵作品も追悼展示。人びとが生きる社会や日常、そしてその記憶のあり方に光をあてる。
コレクション展「MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2」
会期:2021年11月13日(土)〜2022年2月23日(水・祝)
※2022年1月12日(水)から当面のあいだ休室
会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(1月10日(月・祝)、2月21日(月)は開館)、12月28日(火)〜1月1日(土・祝)、1月11日(火)
観覧料:一般 500円、大学生・専門学校生 400円、高校生・65歳以上 250円、中学生以下 無料
※企画展のチケットでも観覧可
※内容は変更となる場合あり
■出品作家
大岩オスカール、太田三郎、郭徳俊、河原温、康夏奈(吉田夏奈)、小林正人、Chim↑Pom、福田尚代、三島喜美代、フルクサス(塩見允枝子(千枝子)、ナムジュン・パイク、ピーター・ムア、オノ・ヨーコ)、クリスチャン・ボルタンスキー、マルレネ・デュマス、レベッカ・ホルン、サム・テイラー=ジョンソン(ウッド)、デイヴィッド・ホックニー、アピチャッポン・ウィーラセタクン
※出品作品の一部は、前回のコレクション展から継続して展示
※Chim↑Pom《May, 2020, Tokyo (大久保駅前) ─青写真を描く─》は2022年1月末で展示替え
■同時開催
・企画展「Viva Video! 久保田成子展」
会期:2021年11月13日(土)〜2022年2月23日(水・祝)
■同時期開催
・企画展「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」
・企画展「ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow」
会期:2021年11月20日(土)〜2022年2月23日(水・祝)
【問い合わせ先】
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TEL:050-5541-8600