「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が、東京・千代田区にあるアーツ千代田3331にて2019年6月2日(日)まで延長開催が決定。
シド・ミードは、“ビジュアル・フューチャリスト”として活動する世界的インダストリアルデザイナー。フォードのカーデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、数々のプロダクトデザインを手掛けてきた。また、映画『スタートレック』や『ミッション インポッシブル3』『エイリアン2』など、誰もが知る名作映画のコンセプトアートを手掛けたことでも知られている。
本展では、シド・ミードが所有する膨大なアーカイブ作品から厳選した150点もの作品を、4つのパートに分けて紹介する。
「PROGRESSIONS」は、初期の水彩画から最新作まで、シド・ミードが自ら選んだオリジナル作品50点を展示。初期作品集「センチネル」「オブラゴン」などのカバーアートをはじめ、宇宙や建物、自動車などの作品が一堂に会する。また、これらはアジア初公開となる。
大作ハリウッド映画作品からデザイン・スケッチやイラストレーションをピックアップした「The Movie Art」。シド・ミードが初めて手掛けた映画『スタートレック』やSF映画の金字塔『ブレードランナー』『エイリアン2』など、多数のハリウッド映画からデザイン・スケッチを展示する。世界初公開となる未制作映画や未発表の初期デザイン、プロモーション用アートも必見だ。
「TYO Special」は、日本でのシド・ミードによるプロジェクトにフォーカス。『YAMATO 2520』のCADによる設計図やイラストレーション、『∀ガンダム』のモビルスーツのデザインやポスターアートなど、シド・ミードが手掛けた貴重な日本のアニメーション作品を展示。また、HONDA、国際スポーツフェアなど、世界初公開となるものも展示される。
「Memories Of The Future ―Matsui Collection」では、シド・ミード研究家・コレクターの松井博司の秘蔵コレクションから、『Hot Wheels』のポスターデザインなど厳選された作品が並ぶ。さらに、世界初公開となる鉛筆による下絵、マーカーによるスケッチ、トレース画なども展示。完成画に至る制作過程を原画で追っていくことができる。
【詳細】
シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019
会期:2019年4月27日(土)~6月2日(日)
※展覧会グッズ売り場のみ、 5月28日(火)までの営業。
会場:アーツ千代田 3331 / 1Fメインギャラリー
住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14
時間:11:00~20:00(最終入場は閉館の30分前まで)
定休:会期中無休(館内施設は火曜定休)
料金:当日2,000円/学生(大学生・専門学校生以下)1,000円/小学生以下無料/障害者手帳持参者および付添者1人無料