映画『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』が、2024年10月4日(金)に公開される。
映画『リトル・ダンサー』は、バレエ・ダンサーを夢見る少年ビリーの姿を描く感動の青春ドラマ作品。スティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの⼈に愛される不朽の名作だ。舞台演出家出⾝ならではの⼤胆な演出⽅法で、第1作⽬にして早くもアカデミー賞監督賞候補に名を連ねたことでも知られている。そんな『リトル・ダンサー』がデジタルリマスター化。より色鮮やかな映像で、スクリーンに蘇る。
物語の主人公は、バレエと運命的な出会いを果たし、どんどんのめり込んでいく11才の少年ビリー。偏見や環境に負けず、「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊る」という夢に向かって邁進する姿を通して、勇気や情熱の⼤切さを描いていく。劇中で使用されている、T・レックスによるグラムロックの名曲の数々と、ザ・クラッシュやザ・ジャムの⼈気楽曲が、ビリーの感情に寄り添うように鳴り響くのも見所だ。
主⼈公のビリーを演じたのは、『ロケットマン』や『異⼈たち』など数多くの作品に出演し続けるジェイミー・ベル。当時13歳だったジェイミー・ベルは、2000⼈を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。⼒強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻の仕上がりで、様々な感情をダンスに乗せて表現したジェイミー・ベルの演技はカンヌ国際映画祭監督週間クロージングで上映されると、瞬く間に絶賛された。
その他、『ハリー・ポッター』シリーズでモリー・ウィーズリー役を演じたジュリー・ウォルターズがビリーにバレエの楽しさを教えてくれるウィルキンソン先⽣を熱演し、『マーベルズ』のゲイリー・ルイスがビリーの⽗役で出演。さらに、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーも特別出演している。
なお、映画『リトル・ダンサー』に感動したエルトン・ジョンが本作をミュージカル化。2005年の初演後、2008年にブロードウェイ化され、⽇本でも「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜」のタイトルで2017年に初演。2024年7月からは再々演となるステージが開幕し、3代目のビリー・エリオットが歌い踊る。
デジタルリマスター版の公開に先駆けて、9月20日(⾦)から10月10日(⽊)までの期間限定で『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』のパネル展をチャコット(Chacott)代官山本店にて開催。名シーンの数々をパネルで目にすることができる。
1984 年、イングランド北東部の炭鉱町。⺟を亡くした11 歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の⽗に⾔われ、ボクシング教室に通わされている。ある⽇、偶然⽬にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、⼥の⼦たちに混ざってこっそりレッスンに参加するようになる。そしてビリーはバレエの先⽣ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を⾒い出され、彼⼥の指導のもとでめきめきと上達していくが……。
【詳細】
映画『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』
公開日:2024年10⽉4⽇(⾦)
監督︓スティーヴン・ダルドリー
脚本︓リー・ホール
出演︓ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー
製作︓グレッグ・ブレンマン、ジョン・フィン
撮影︓ブライアン・トゥファーノ
編集︓ジョン・ウィルソン
⾳楽︓スティーヴン・ウォーベック
振付︓ピーター・ダーリング
■『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』公開記念パネル展
期間︓2024年9月20日(金)~10月10日(木)
場所︓チャコット代官⼭本店
住所:東京都渋谷区代官山町14-18
※期間中、税込み16,500円以上チャコット商品を購入した人を対象に、抽選で150名に映画のグッズをプレゼントするキャンペーンを実施。