香港映画『インファナル・アフェア』シリーズ全3部作が、全国で4K上映。『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』として、2023年11月3日(金・祝)より全国公開される。
映画『インファナル・アフェア』シリーズは、アンディ・ラウとトニー・レオンといったアジアのトップスター2人が共演し、フィルム・ノワールの金字塔としても知られるサスペンス・アクション作品だ。
魅力あふれるオリジナル脚本から、秀逸なリメイク作品も作られており、マーティン・スコセッシが監督を務め、レオナルド・ディカプリオ主演で製作した『ディパーテッド』や、日本のドラマ「ダブルフェイス」といった作品が世に送り出されている。
映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念して、シリーズ全3部作を4K上映。よりリアルな映像になってスクリーンに蘇る。
シリーズ1作目となる『インファナル・アフェア 4K』では、アンディ・ラウが“警察に潜入したマフィア”のラウ役を、トニー・レオンが“マフィアに潜入した警察官”のヤン役を演じ、鮮烈な生き様と究極の対決を描き出した。
警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18歳のラウとヤン。身分を隠し、敵組織に送り込まれた2人の青年は、お互いの存在を、その因縁を、まだ知る由もなかった。10年後。過酷な運命を生き抜き、各々の潜入先で頭角を現す2人だが、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わったことを機に、双方の内通者の存在が明らかとなる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる。
1作目から1年後に公開された2作目『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』では、ラウとヤンの秘められた過去を描写。波乱のドラマのはじまりとなる2人のストーリーを映す。
90年代、中国返還を前に揺れる香港。警察学校へ送り込まれた、マフィアの子分・ラウと、マフィアの血筋が発覚し、警察学校を退学処分となったヤン。同じ時、同じ場所ですれ違う二人。それは終極へと向かう、波乱の人生のほんの始まりに過ぎなかった。激動の新時代を生きるため、もがきさまよう若き二人の主人公の秘められた過去と、彼らを取り巻く人々の語り尽くせなかった新事実が、今次々と明かされる。
最終章となる3作目『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』では、運命に翻弄されるラウとヤンの壮絶な闘いを締めくくる。最後まで予測不能なスリル満点の展開と、登場人物たちの儚い魅力が見所だ。
あの事件から10ヶ月。警官として生きる道を選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末するため、眠れぬ日々を送っていた。エリート警官ヨンが、大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンをもうひとりの潜入マフィアと確信し、身辺を調べ始める。在りし日のヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。しかしその背後には、真相を知る者の気配が忍び寄っていた。
【詳細】
映画『インファナル・アフェア 4K』3部作
公開日:2023年11月3日(金)~ 109 シネマズプレミアム新宿、 グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国公開
【作品情報】
■『インファナル・アフェア 4K』(2003年10月 日本初公開)
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、エディソン・チャン、ショーン・ユー、エルヴァ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
原題:無間道
英題:Infernal Affairs
■『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』(2004年9月 日本初公開)
出演:エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、カリーナ・ラウ、フランシス・ン、フー・ジュン、チャップマン・トウ、ロイ・チョン、リウ・カウチー
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
原題:無間道Ⅱ
英題:Infernal Affairs II
■『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』(2005年4月 日本初公開)
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、サミー・チェン、カリーナ・ラウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、ラム・カートン、チャップマン・トウ
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
原題:無間道III:終極無間
英題:Infernal Affairs III