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展覧会「デュフィとローランサン」銀座で - 画家とパリ・モードの関わりに着目、絵画約30点を紹介

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展覧会「デュフィとローランサン ─ モードに触れた二人 ─」が、東京・銀座のギャルリーためながにて、2023年9月16日(土)から10月15日(日)まで開催される。

デュフィとローランサン、そして20世紀初頭のパリ・モード

マリー・ローランサン 《白いスカーフの少女》
マリー・ローランサン 《白いスカーフの少女》

「デュフィとローランサン ─ モードに触れた二人 ─」展は、20世紀初頭のパリで活躍したふたりの画家、ラウル・デュフィとマリー・ローラサンを、当時のパリ・モードとの関係に着目しつつ紹介する展覧会だ。

ラウル・デュフィ 《ベニスの埠頭》
ラウル・デュフィ 《ベニスの埠頭》

1877年に生まれたデュフィは、アンリ・マティスやアンドレ・ドランを中心とする「フォーヴィスム(野獣派)」に参加。その後、幾つかの美術潮流と関わりつつ、流麗かつ軽やかに生の歓びを描く独自の作風を展開した。また、テキスタイルデザインも手がけ、明るく洒脱なその布地をポール・ポワレが用いている。

マリー・ローランサン 《マンテラの少女と友達》
マリー・ローランサン 《マンテラの少女と友達》

一方、1883年に生まれたローランサンは、当初キュビスムなどの影響を受けるも、1920年代には輝くような白と淡いパステルカラーで描いた画風を確立。なかでも肖像画で人気を博し、当時流行したシャネル(CHANEL)などのドレスをまとった社交界の婦人を描いた。

ラウル・デュフィ 《風景》
ラウル・デュフィ 《風景》

20世紀初頭のパリは、美術、音楽、文学、そしてファッションが、互いに影響し合いつつ展開した場であった。本展では、そうしたなかで活躍したデュフィとローラサンの作品を紹介。デュフィの《風景》や《ベニスの埠頭》、ローランサンの《白いスカーフの少女》の《マンテラの少女と友達》など、約30点を目にすることができる。

展覧会概要

展覧会「デュフィとローランサン ─ モードに触れた二人 ─」
会期:2023年9月16日(土)~10月15日(日)
会場:ギャルリーためなが
住所:東京都中央区銀座7-5-4
開廊時間:月~土曜日 11:00〜19:00 / 日曜日・祝 11:00〜17:00
観覧料:無料

【問い合わせ先】
ギャルリーためなが
TEL:03-3573-5368

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