2022年春夏コレクションより、デザイナーの中島輝道がテルマをスタート。
テルマ(TELMA)は、中島輝道がデザイナーを務めるウィメンズファッションブランド。
時代を超える美しさや産地の知恵、受け継がれる伝統技術からアイディアを得つつ、今までにない服の表情や動きを表現するための素材や、クリエーションを探求。染めや織りによる色彩豊かなテキスタイルと、身体に添うシルエットを組み合わせたモダンなデザインで、着る人に寄り添うような服を提案する。
東洋の感性に重きを置き、職人との対話を経て生み出した刺繍や、尾州産ウールにユニークな色味や質感を加えたデザインなど、日本ならではの技術を掘り下げつつ、独自のアプローチを加えることで生み出される表情、佇まいが特徴的だ。美濃和紙や柿渋染め、有松絞りなど、産地の知恵や技術をデザインに落とし込んでいる。
デザイナーは中島輝道。2010年アントワープ王⽴芸術アカデミー卒業。卒業コレクションが評価され、「Christine Mathys賞」および「ルイ賞」を日本人として初めてダブル受賞。卒業コレクションが、アントワープ市内にあるセレクトショップ「ルイ(Louis)」のウィンドウディスプレイを飾る。これを機に同年、ドリス ヴァン ノッテンに入社し、ドリス ・ヴァン・ノッテンのアシスタントとしてウィメンズデザインを担当。その後、⽇本的な物作りを学ぶ為に帰国し、2014年に イッセイ ミヤケへ⼊社。⼀枚の布という概念から独⾃のシルエット表現と国内産地との素材開発を学ぶ。2022年春夏コレクションより「テルマ」を発表。