1950年代、マリオ・バンディエラが創業。2022年に破産。
レ コパンは、1950年代、マリオ・バンディエラがイタリアのボローニャにて創業。
「レ コパン(Les Copains)」というブランド名は、フランスで人気のあったラジオ番組「Salut Les Copains」に由来している。創業者のマリオ・バンディエラは、フランスモードに刺激を受け、フランスに憧れていたという。60年代には高品質のニットブランドとしての地位を確立。
1970年にはメンズラインもスタート。80年代から90年代にかけてもブランドは成長し、4つの自社工場と、カシミア紡績工場もグループ内に抱えて、生産ラインをより強固なものとする。現在は、糸から製品までの一貫生産を行う。90年代にはグレエム ブラックがレディースウェアのデザイナーに就任している。
日本には90年代から積極進出し、法人(株式会社レ コパン ジャパン)を設立。伊勢丹新宿、松屋銀座などで取り扱いがある。
2000年以降、若手デザイナーを積極的に起用。アントニオ マラスを経て、2005年からアントニオ ベラルディがコレクションラインのデザイナーに就任。(就任当時のコレクションラインは、トレンド・レ コパンだった。)
2014年、ブルー・レ コパンのデザイナーにピーター・ソムが就任。
2022年3 月、レ コパンはボローニャにて破産宣告。その後、イタリアの衣料品メーカーに買収されている。