2010年3月、ブランド「N21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」を設立。
N21(ヌメロ ヴェントゥーノ)は、アレッサンドロ デラクア(Alessandro dell'Acqua)がデザインを手掛けるイタリアのウェアブランド。
イタリアン・エレガンスを体現したリュクスな素材で魅せるセンシュアルなフェミニニティが特徴。レースや刺繍、シフォンなどの素材を使うことが多い。ロッセリーニ、ヴィスコンティなど、40年代から70年代のイタリア映画をインスピレーションになっている。
ブランド名の「N21」デラクアのラッキーナンバーで、本人の誕生日の数字。その他、アレッサンドロ・デラクアというブランドの新時代(21世紀)のような意味があるという。
創業者のアレッサンドロ デラクア(Alessandro dell'Acqua)は、1962年、イタリアのナポリに生まれる。82年、ナポリの名門美術学校(the Naples Belle Arti's Accademia)でグラフィックを学び、卒業。卒業後はマルゾットグループで働き始める。
1987年、ニットウエアのデザイナー、ピエトロ・ピアンフォリーニのチーフデザイナーに就任。1988年から1993年まで、ジェニー(GENNY)のマリッジコレクションを担当。その後、アイスバーグ、レ コパンなどでキャリアを積む。
1994年に独立。95年、ベル・メーユ社が生産する「A.A.ミラノ(a|a milano)」をスタート。1996年春夏、自身の名を冠した「アレッサンドロ デラクア(Alessandro dell'Acqua)」のブランドでレディースウェアラインをスタート。1998-1999年秋冬よりフィレンツェのピティウォモに招かれ、初のメンズコレクションを発表。
2001年、皮革ブランドボルボネーゼのクリエイティブディレクターに就任。 2003年、ブランドとしてのアレッサンドロ デラクアはアーペル・グループの傘下となる。2008年、マーロのクリエイティヴ・ディレクターに就任するも、2009年4月に辞任。
2010年3月、2010-11年秋冬ミラノファッションウィークにて、自身がデザインを手掛ける新しいレディスウェアブランド、ヌメロ ヴェントゥーノを発表。
2011年春夏コレクションより、ブリオーニ(Brioni)のデザイナーに就任。2011年春夏より、グルッポタナカを通じて、日本での「N21」本格展開を開始。
2014-15年秋冬より、メンズラインをスタートする。同シーズンより、ロシャスのクリエイティブ・ディレクターに就任。
2014年8月、表参道に世界初となる旗艦店をオープン。ウィメンズウェア、メンズウェア、バッグ、シューズ、アクセサリーを展開する。