ブルーナ・ザリアーニが1947年、イタリアにて「ザリアーニ」設立。2015年にバリー(BALLY)に統合されている。
ブルーナ・ザリアーニ(Bruna Zagliani)は、イタリアの皮革製品のメーカー。
クロコダイルやパイソン素材を用いたハンドバッグが有名。
1947年にイタリアにて設立。一時期ブランドとして低迷するも、マウロ・オリエッティ・カレラ(Mauro Orietti-Carella)がザリアーニに加わり、ブランドは息を吹き返す。
マウロ・オリエッティ・カレラは、彼はクロコダイルの皮を柔らかくする技術(シリコンをベースとする)を持ち込む。この皮膚細胞に関する技術をクロコダイルに用いて、革をソフトにした。同時に、デザインもモダンなものに変革する。2000年代に入り、カレラがザリアーニの経営を引き継ぐ。高級ブランドの皮革製品を手がける製造メーカーとしても有名であり、一部では、ルイ・ヴィトン、アルマーニ、マーク ジェイコブス、ダナ キャランなどの高級メーカーのバッグ製造も手掛けたと言われている。
■マウロ・オリエッティ・カレラ(Mauro Orietti-Carella)
幼少期を日本で過ごす。カレラは元々医学(皮膚細胞)の教育を受けており、もともとは皮膚科医として活躍。人のしわに対して効果的な美容法であるボトックス(Botox)に見識があった。医師の仕事を数年で辞め、ファッションデザインの教育を受ける。
その後、マウロの父が関係していたザリアーニにはコンサルタントとして加わる。ザリアーニにて、皮膚細胞の知識をクロコダイルやパイソンに用いて、ソフトな革を作り出す。ブルーナ・ザリアーニの死後、ザリアーニの経営を引き継ぐ。