2020年1月、「レディメイド」のデザイナー細川雄太と、ロサンゼルスを拠点に活動するマルチビジュアルアーティスト、カリ・ソーンヒル ・ デウィット(Cali Thornhill DeWitt)が「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」を、フランス・パリで発表。2020年秋より、日本国内外で展開をスタート。
「セント マイケル(©SAINT M××××××)」は、細川雄太とカリソーンヒル ・ デウィットが手掛けるブランド。
「セント マイケル」のアイテムは、グラフィカルなプリントやリアルなヴィンテージ感が特徴。プリントは着こんだり洗ったりすると生地表面の毛羽立ちやプリント部分のひび割れが置き、着るほどにヴィンテージのような風合いがありながら、色あせや経年劣化はしにくい特殊な加工を施している。縫製にもこだわり、なめらかな仕上がりと快適な着心地を実現した。
尚、2021年春夏シーズンよりブランド名英語表記を「SAINT MICHAEL」から「©SAINT M××××××」に変更した。
2020年秋シーズン、ファーストコレクションとして、フーディー、スウェットプルオーバー、Tシャツを展開。ショット、ディッキーズとのコラボレーションアイテムを発表。
細川雄太は、1982年生まれ、大阪府出身。2013年に発表した「レディメイド」のバッグがアメリカ・ロサンゼルスのセレクトショップ、マックスフィールドで発売されたことをきっかけに、アメリカで知名度を上げた。“既製品”を意味するブランド名「レディメイド」はアンチテーゼであり、ミリタリーアイテムを解体して再構築したバッグやウェアには、戦争や紛争の耐えない世界に対する反戦のメッセージが込められている。
カリ・ソーンヒル・デウィットは、1973年カナダ生まれ、ロサンゼルス育ち。現在はロサンゼルスを拠点に、フォトグラファー、グラフィックデザイナー、ファッションデザイナー、 レコードレーベル主宰など、幅広いジャンルで活躍している。カニエ・ウェストのツアーグッズのデザインを手掛けたことでも有名。カニエ・ウェスト、ヴァージル・アブロー、ネイバーフッド、レディメイドなどとコラボレーションし、ファッション分野でも精力的に活動する。