1994年、デザイナーの滝沢伸介が東京・原宿にてネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)を設立。
ネイバーフッドは日本のストリートブランド。ブランドコンセプトは「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」。これがネイバーフッドが提案するアイテム、参加プロジェクトのベースになっている。
創業者の滝沢は設立当初、モーターサイクルなどをはじめとしたカウンターカルチャーに傾倒していたという。
ダメージ加工を施したデニムアイテム、モーターサイクルの雰囲気に溢れたレザージャケット、ブランド設立当初より続く吉田カバン製のバッグ等がシグニチャーアイテム。「STUSSY(ステューシー)」、「A BATHING APE(ア ベイシング エイプ)」、「ADIDAS(アディダス)」、「FRAGMENT(フラグメントデザイン)」、「VISVIM(ビズビム)」等、数々のブランドとのコラボレーションや映画作品等と連動したアイテムも展開し、活動範囲は広い。
キッズライン「ネイバーフッド ワンサード(NEIGHBORHOOD ONE THIRD)」を展開するなど、ライフスタイルを幅広い分野に渡って提案している。
取り扱いショップは直営店「ネイバーフッド」、オンリーショップ「HOODS」、その他日本国内のセレクトショップや海外のセレクトショップ。今後も海外での展開も含め、様々なプロジェクトの進行を予定している。
1994年、東京・原宿にて「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」を設立。
2008年、海外初のオンリーショップ「HOODS Hong Kong」を香港セントラル地区にてオープン。HOODSはその後、北京とソウルにも店舗を広げた。
2009年、UKカルチャーよりインスパイアされたライン「ルーカー バイ ネイバーフッド(LUKER BY NEIGHBORHOOD)」をスタート。
2013年、アメリカン・ワークウェアブランド「エム ブイ ピー(M.V.P.)」とコラボアイテムを発表。
2014年、アディダスとのコラボで「adidas Originals by NEIGHBORHOOD」を発表。ジャケット、パンツ、シャツなどトータルウェアからシューズまでフルラインで展開した。このコラボは2015年まで続いた。
2017年、 テバ(Teva )とのコラボでサンダルを発表。
2018年、ラーメン専門店「一風堂」オーストラリアの店舗ユニフォームをデザイン。
2020年、様々な分野で活動するスタイリストの熊谷隆志が手がけるウィンダンシーとのコラボウェアを発表。
デザイナーは滝沢伸介(Shinsuke Takizawa)。1967年長野県生まれ。DJやスタイリストの経験を経て、レコード会社に勤務。退社後の1994年に、自身のブランド、ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)を設立。