江原道(こうげんどう / Koh Gen Do)は、日本のコスメブランド。1986年、東京・麻布十番に創業した。
肌あれに悩むひとりの女優が、美しい肌を取り戻すため、香料・合成色素・石油系鉱物油を不使用を条件とした、自然派化粧品を開発したことから、ブランドがスタート。自ら試し作り上げた基礎化粧品は、厳しい目を持つメイクアップアーティストの目に留まり、その後、一般消費者へ販売されるまで成長を遂げる。
デビューから2019年7月までに、映画・ドラマ・舞台作品など国内外980作品以上で、江原道(こうげんどう / Koh Gen Do)の製品が使用されている。
ブランド創立時に作られたブランドロゴおよびパッケージデザイン、店舗デザインは、画家・金子國義が担当。
1987年、東京・麻布十番に直営サロンをオープン。同年、東洋ハーブを中心に、厳選された原料を用いた自然派スキンケアシリーズ「マイファンスィー スキンケアライン」を展開。
1988年、映画やTVの撮影現場で、江原道のスキンケア製品が評判になり、女優たちがサロンを訪れるようになる。ホワイトニングと保湿に特化した、薬用スキンケア「MD」シリーズがスタート。
1989年、ハイビジョン対応「モイスチャー ファンデーション」「フェイスパウダー」を発売。
1990年、卸事業を開始する。
1995年、「スキンケアライン」をリニューアル。全製品に活性酸素除去成分を新配合し、時代に合わせた肌悩みにアプローチする。
2000年、三代目「スキンケアライン」発売。女性ホルモン様作用に着目し、柔らかくきめ細かな肌へと導く“大豆イソフラボン”をいち早く配合した。
2005年、四代目「スキンケアライン」発売。抗酸化成分をはじめとした機能性植物エキスを新配合した。
2006年、創業20周年のタイミングで、全国バラエティショップにてベースメイク製品の販売をスタート。同時に、韓国での展開もスタート。
2008年、温泉水と6種のハーブを配合した「SPA」シリーズ誕生。オイル・アルコールフリーのクレンジングウォーターがヒットを記録する。同年、初のリクイッドファンデーション「アクアファンデーション」、五代目「スキンケアライン オリエンタルプランツ」、ミネラル顔料を使用した、初のカラーアイテム「リップスティック」を発売。
コンセプトは「素肌を、主役に。」。どんな環境下でも肌本来の美しさを演出してくれる、スキンケア発想のファンデーションや、肌の柔らかさ・滑らかさ・艶・引き締め・ハリと5つの肌力(=江原道では五能と呼ぶ)に働きかけるスキンケアシリーズなどを展開。ハイビジョン対応 ベースメイク、ベーシック スキンケア、クイック スキンケア、プレステージ スキンケア、ボディ&バス ケア、スキンケア&メイク ツールとカテゴリーを分類し、商品展開をしている。