佐藤太清(さとう たいせい、1913-2004年)は、日本画家。京都出身。上京して児玉希望(こだま きぼう)に師事。初期においては現実世界に忠実な具象表現(具象絵画)に取り組む。その後、花鳥風月を静止した状態で絵画化する従来の日本画表現から脱却。動と静の両極性を湛えた独自の様式を確立した。初期から後期まで画風を変化さたが、太清は生涯にわたって「水」にまつわる作品を数多く手がけた。
2023.4.29(土)~2023.6.4(日) 開催