展覧会「イラストレーター 安西水丸展」が、千葉の佐倉市立美術館にて、2022年8月6日(土)から9月25日(日)まで開催される。
安西水丸は、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイ、広告、装丁、翻訳など、多岐にわたる分野で活躍したイラストレーターだ。
1942年、東京に生まれた安西(本名・渡辺昇)は、20代の頃に広告代理店に勤めてデザインの基礎を学び、その後渡米、ニューヨークのデザイン会社で経験を積んだ。帰国後、入社した出版社で編集者の嵐山光三郎と出会うと、書籍や雑誌のデザインの仕事の傍ら、嵐山と行動をともにしてイラストレーターとしての基礎を築く。39歳で独立したのちには、村上春樹や和田誠らとともに数多くの作品を生みだした。
展覧会「イラストレーター 安西水丸展」は、幼少期を千葉県・千倉で過ごした千葉ゆかりの作家でもある安西の、千葉県初の回顧展。幼少期から晩年に至るまでに手がけられた多彩な仕事や、個展のために描いたイラストレーション作品を、原画と関連資料合わせて500点以上によって紹介する。
展覧会「イラストレーター 安西水丸展」
会期:2022年8月6日(土)~9月25日(日)
会場:佐倉市立美術館
住所:千葉県佐倉市新町210
開館時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:月曜日(9月19日(月・祝)は開館)、9月20日(火)
観覧料:一般 800円(640円)、大学・高校生 600円(480円)、中・小学生 400円(320円)、未就学児 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、2022年8月5日(金)まで、佐倉市立美術館、佐倉市民音楽ホール、佐倉市観光協会、JR佐倉駅前観光情報センターにて販売
※障害者手帳の提示者およびその介助者1名は無料
【問い合わせ先】
佐倉市立美術館
TEL:043-485-7851