千葉のDIC川村記念美術館では、特集展示「クリストとジャンヌ=クロード─包む、覆う、積み上げる」を、2021年7月3日(土)から10月3日(日)まで開催する。
クリストとジャンヌ=クロードは、芸術家ユニット「クリストとジャンヌ=クロード」として、美術館を“梱包”するなど、1961年以来世界各地で巨大なスケールのプロジェクトを手がけてきた。2021年9月には、パリの凱旋門を包むプロジェクトが実現する予定だ。
クリストとジャンヌ=クロードは共同でプロジェクトを構想していたものの、その完成イメージを具現化した縮尺模型やコラージュなどは、クリストが制作していた。そして、ふたりはそれらを販売して、プロジェクト実現のための資金を賄っていた。
特集展示「クリストとジャンヌ=クロード─包む、覆う、積み上げる」では、DIC川村記念美術館が所蔵する縮尺模型やコラージュ、版画の16点を一挙公開。カッセルのドクメンタ4やニューヨーク・ホイットニー美術館のプロジェクトのほか、凱旋門を包むプロジェクトの構想初期の作品なども展示し、巨大なスケールで構想される各プロジェクトの完成イメージを、その概要とともに紹介する。
コレクションビューポイント「クリストとジャンヌ=クロード─包む、覆う、積み上げる」
会期:2021年7月3日(土)〜10月3日(日)
会場:DIC川村記念美術館
住所:千葉県佐倉市坂戸631
開館時間:10:30〜16:00(入館は15:30まで)
休館日:月曜日(8月9日(月・休)、9月20日(月・祝)は開館)、8月10日(火)、9月21日(火)
入館料:一般 1,000円、学生・65歳以上 800円、小中高 600円
※入館は、オンラインチケット購入による事前予約制(詳細は美術館サイトを参照)
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)