坂本龍一と山口情報芸術センター(YCAM)によるサウンドインスタレーション作品《Forest Symphony》(フォレストシンフォニー)が、山口の常栄寺にて、2024年8月10日(土)から12月15日(日)まで展示される。
《Forest Symphony》は、メディア・テクノロジーを応用し、アーティストとYCAMのコラボレーションのもとに制作された、YCAM発の代表的な作品のひとつだ。世界各地の樹木の生体データからサウンドを生成するサウンドインスタレーション作品となっている。
YCAMは、樹木の生体電位を計測し、ネットワークを経由してサーバーに集積するセンサーデバイスを開発した。《Forest Symphony》では、このセンサーデバイスを世界各地の樹木に設置し、生体電位を収集。これらのデータに基づいてサウンドを生成するとともに、生体電位の変化やセンサーデバイスが設置された環境の情報を視覚的に表現するサウンドインスタレーションへと仕上げている。
《Forest Symphony》は、期間限定で展示を重ねており、2024年は5年続けての展示となる。今回は、2023年に続いて、雪舟庭で知られる常栄寺を会場に改訂したバージョンを展開する。
Yamaguchi Seasonal 2024 坂本龍一+YCAM「Forest Symphony」
会期:2024年8月10日(土)〜12月15日(日)
会場:常栄寺
住所:山口県山口市宮野下2001-1
開場時間:10:00〜16:30
休場日:火曜日(祝日の場合は翌日)、8月11日(日)、11月2日(土)・3日(日・祝)
観覧料:無料(常栄寺雪舟庭の入場料は別途必要)
【問い合わせ先】
山口情報芸術センター
TEL:083-901-2222