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「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」青森で - “場所との呼応”新作の大スケール作品や指人形を公開

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企画展「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」が、青森県立美術館ほかにて、2024年7月13日(土)から9月29日(日)まで開催される。

鴻池朋子の新作を紹介

制作中の風景
©Tomoko Konoike
制作中の風景
©Tomoko Konoike

鴻池朋子(こうのいけ ともこ)は、絵画、彫刻、手芸、歌、映像、絵本など、さまざまな表現媒体を用いるとともに、旅での移動、場所の特性を活かした野外での活動を通して、芸術のあり方を問い直してきたアーティストだ。2011年の東日本大震災以降は、旅をしては野外の技法を身につけ、時として土木工事や縫い物に「絵」を描いてきた。

制作中の風景
©Tomoko Konoike
制作中の風景
©Tomoko Konoike

鴻池は2023年より、長期的なプロジェクト「メディシン・インフラ(薬の道)」を開始した。これは、鴻池が各地を巡り、ゆかりのある場所で自作を展示・保管するものである。その活動は、福島、岩手、そして北海道へと、徐々に広がりつつある。

制作中の風景
©Tomoko Konoike
制作中の風景
©Tomoko Konoike

企画展「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」は、鴻池の新作を紹介する展覧会。2011年の震災以降継続しているプロジェクト展開をもとに制作される大規模な作品や指人形などを展示するほか、全国の美術館から車椅子を借り受けて展示使用することで、美術館のネットワークやインフラの活用を試みる「車椅子アレコバレエ」などを展開する。

展覧会概要

企画展「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」
会期:2024年7月13日(土)〜9月29日(日)
会場:青森県立美術館とその周辺野外、国立療養所松丘保養園 社会交流会館
■青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:7月22日(月)、8月13日(火)・26日(月)、9月9日(月)・24日(火)
観覧料:一般 1,500円(1,300円)、高校・大学生 1,000円(800円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※9月1日(日)まで、AOMORI GOKAN アートフェス 2024 公式ガイドブック特典「スタンプラリー&パスポート」割引料金
※心身障がい者および付添者1名は無料
■社会交流会館
住所:青森県青森市石江字平山19
開館時間:10:00〜16:00
休館日:月曜日
観覧料:無料

【問い合わせ先】
青森県立美術館
TEL:017-783-3000

Photos(5枚)

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