企画展示「夢と自然の探求者たち─19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで」が、群馬県立館林美術館にて、2023年4月22日(土)から6月25日(日)まで開催される。
人間の理性では捉えきることができない夢や幻想、あるいは自然は、古来より美術表現を触発してきた。企画展示「夢と自然の探求者たち─19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで」では、夢や幻想、無意識、自然をテーマに、近現代の美術作品約150点を紹介する。
西欧では19世紀後半、合理性を追求する近代化が進むなか、自然と人間の生死を見つめた絵、詩や物語が作られた。20世紀前半には、総力戦とも言うべき第一次世界大戦の惨禍から合理主義は疑われ、人間の精神活動や内的なイメージを探るシュルレアリスムが興ることになる。
本展の前半では、19世紀の幻想版画や人間の無意識に光をあてたシュルレアリスムなど、近現代ヨーロッパの作品を紹介。オディロン・ルドン、マックス・エルンスト、ジョアン・ミロ、ハンス・ベルメール、サルバドール・ダリ、そしてピエール・アレシンスキーなどの作品を目にすることができる。
一方、近代日本では、群馬出身の福沢一郎が滞仏中にシュルレアリスム絵画をいち早く実践。その後、人間の内面と自然を重ね、造形のエネルギーへと転換する作家が数多く現れた。会場の後半では、自然の力を多様な作品へと取り込んだ勅使河原蒼風など、日本の近現代美術を紹介する。
また、群馬県北西部・六合の山で制作を行ったスタン・アンダソンや、近年、廃材を用いたブリコラージュによって人間像を制作する館林在住の亀山知英など、地域の作家にも光をあてる。
企画展示「夢と自然の探求者たち─19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで」
会期:2023年4月22日(土)〜6月25日(日)
会場:群馬県立館林美術館 展示室1〜4
住所:群馬県館林市日向町2003
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月1日(月)は開館)
観覧料:一般 620円(490円)、高校・大学生 310円(240円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料
※65歳以上の群馬在住者は平日のみ2割引
■主な出品作家
J.-J.グランヴィル、オディロン・ルドン、マックス・エルンスト、パウル・クレー、ジャン・デュビュッフェ、サルバドール・ダリ、フリードリヒ・シュレーダー=ゾンネンシュターン、ハンス・ベルメール、カール・ブロスフェルト、ロベルト・マッタ、ジョアン・ミロ、カレル・アペル、ピエール・アレシンスキー、福沢一郎、勅使河原蒼風、瀧口修造、鶴岡政男、岡本太郎、深沢幸雄、福島秀子、池田龍雄、今井俊満、桜井孝身、須田一政、大岩オスカール、大坂秩加、加藤泉、加納光於、鴻池朋子、近藤正勝、安田千絵、横尾忠則、シンゴ・ヨシダ スタン・アンダソン、亀山知英
【問い合わせ先】
群馬県立館林美術館
TEL:0276-72-8188