ベストセラーコミックス「夏目アラタの結婚」が実写映画化。2024年9月6日(金)に公開される。主演は柳楽優弥、監督は堤幸彦が務める。
原作の漫画「夏目アラタの結婚」は、「医龍-Team Medical Dragon-」など、緻密な人間描写で多岐にわたるテーマを表現してきた乃木坂太郎によるコミックスだ。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる“獄中サスペンス”を描く衝撃のストーリーが読者たちの注目を集め、累計発行部数240万部に達するベストセラーに。児童相談所職員の主人公・アラタと死刑囚・真珠が繰り広げる頭脳戦や、二転三転していくストーリー、真珠の“怖かわいい”魅力が読者を惹きつけている。そんな作品が『夏目アラタの結婚』として待望の映画化。
劇中では、真珠の弁護士である宮前光一や、アラタが務める児童相談所の先輩の桃山香らが、事件を巡り真珠の言動に翻弄されていく様子が描かれる。アラタのみならず、周囲の人間を巻き込んでいく事件の驚愕の真相、そして真珠に狂わされていく人間たちの姿にも注目だ。
主人公の夏目アラタ役を演じるのは、『誰も知らない』や『ガンニバル』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』など数々の作品に出演してきた柳楽優弥。物語のカギを握るヒロイン・品川真珠役は、NHK朝ドラ「ちむどんどん」や『十二人の死にたい子どもたち』にも出演した黒島結菜が演じる。
主人公・夏目アラタ…柳楽優弥
元ヤンキーで児童相談所の職員。日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く。消えた遺体を探し出し、事件の真相を探るため、「俺と結婚しようぜ」と真珠に獄中結婚を申し込むが、真珠から翻弄され続けることに。
品川真珠(しながわしんじゅ)…黒島結菜
“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯であり、22歳の死刑囚。狂気と底知れない恐怖でアラタを翻弄する。笑う時に見える“ガタガタの歯並び”が特徴。なお、黒島結菜は真珠を演じるにあたり、スタッフと共にこの特徴的な歯並びを再現。また、太った醜いピエロの姿も黒島自身が演じているもので、3時間かけて特殊メイクを施したという。
宮前光一…中川大志
品川真珠の弁護士。二転三転する真珠の供述に愚弄されながらも、真珠の無実を信じ続けている。真珠の中にあるブラックボックスの闇を晴らしてほしいと、アラタに協力を求める。
桃山香…丸山礼
アラタの先輩の児童相談所職員。アラタの様子を心配しつつ、自身も真珠と接することで翻弄され、次第に心酔していく。
大高利郎…立川志らく
アラタの行動を注視する児童相談所の所長。